”朝吼夕嘆・晴走雨読”

「美ら島沖縄大使」「WeeklyBook&Reviews」「マラソン挑戦」

「早稲田大学琉球・沖縄研究所」

2006年02月28日 | 「美ら島沖縄大使」便り
(ご案内並びお願い)
 首都圏に於ける「沖縄研究」は、これまで外間守善先生の率いる「沖縄学研究所」や、「法政大学 沖縄文化研究所」が知られていましたが、このたび、沖縄・八重山出身の大浜信泉元総長以来、沖縄と縁の深い早稲田大学でも、新たに[琉球・沖縄研究所]を立ち上げ、沖縄に関心を寄せる皆さんに広くその研究成果を伝え交流することになりました。
 とは言え、財政運営面では厳しい船出、所長の勝方恵子教授(旧姓=稲福)が高校・大学・学部の後輩にも当たることから、依頼黙し難く、非力ながらその支援基金準備委員会会長を引き受けることになりました。
 つきましては下記の通り、同研究所の「活動趣旨説明会」へのご出席と、ご支援お願いのご案内を申し上げます。
 何かと出費多用な折柄、まことに申し訳ありませんが、趣旨にご賛同の皆様、下記の通りご芳志を頂戴できましたら幸甚に存じます。           
「早稲田大学琉球・沖縄研究所」
 支援基金準備委員会会長 重田辰弥             
      記
[早稲田大学 琉球・沖縄研究所]活動趣旨説明会
  日 時:2006年3月11日(土)午後2時〜4時 
  会 場:早稲田大学 国際会議場 3F 第一会議室
(ご支援基金ご依頼)  一口=5,000円 
 一、3月11日ご出席の方……当日、受付にて
 一、 同  ご欠席の方……下記銀行振込にてのご送金」
 一、振込先:口座名:ワセダダイガク(早稲田大学)
    みずほ銀行 高田馬場支店 普通1215058
    三菱東京UFJ銀行 江戸川橋支店 普通0001029
    りそな銀行   早稲田支店  普通554909
    三井住友銀行  高田馬場支店 普通1844080
*なお、説明会ご出席あるいはご支援・お振込みの方はご面倒でも重田(shigeta@nasbi.co.jpか090-1059-5444)まで事前にご連絡頂ければ幸甚です。
[早稲田大学 琉球・沖縄研究所/支援基金準備委員会] 
 事務局=新宿書房 内(担当・川平いつ子)新宿区三栄町9番地 〒160−0008 03−3226−5450 Fax. 03−3226−5590






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「外見と症状」

2006年02月25日 | 「頚腕症候治療レポート」
 先週、ペール大会の報告もあるとのことでこの所欠席が続いている「WUB東京」(http://wubtokyo.exblog.jp/)の幹事会に続き琉球新報東京支社の高江洲記者の結婚披露パーティへ頚腕症候群を押して出席した。
 レポートを読んでいたメンバーから「皆が心配するほどに重症のような書き方だけど、意外に元気じゃないの!」と言われた。筆が立つ(?)せいか顔を見たBlog読者は一様に”オーバーに書いちゃって”と言うような表情をする。
 
 そう、この病、症状移り気な上に当夜は鎮痛安定剤を飲んだ上に背中にホカロン、左腕に経皮消炎剤を貼り、痛さを誤魔化して臨んでいた。ことほど左様にこの病苦は経験者で無ければ分からない。頂いた100通以上のコメントのほぼ一割が同種症状の経験者であり、それ故この皆さんのコメントは牽引、鍼灸、岩盤治療、ストレス心因、ベット枕、パソコン加重操作、名医紹介等々一様に私のレポートの倍以上で参考にもなり、勇気付けられました。
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「ああ、無念!残念!」

2006年02月25日 | 「頚腕症候治療レポート」
 病状一進一退。疼くと思うと止む。痛点部が微妙に移動する気まぐれ症状。
薬・小指は殆ど麻痺の左手は中指一本でキーボード叩くが右手でなく助かる。牽引治療受けている裏の田谷医師に紹介され「五反田西クリニック」整形を訪ね驚いた。判りにくい狭い雑居ビルの2階の待合室というよりコーナーに10人近い患者が待ち、中には立っている人も。

 診察受けて納得。自ら撮影した頸部レントゲン見ながら「よくこうなるまで辛抱しましたね」「昔の鞭打症の後遺とは必ずしも言えない。症手術は結果五分五分、止めた方がいいでしょう。この症状では鍼治療も効かないでしょう」でハッキリした先生。
 診断は「気長に牽引とNTT病院28日分処方の薬を提示させられ、新たに10日分の食後服用の鎮痛、整腸等錠剤4種。ジョグは駄目。水泳も首に負担が来るから控える。10日経ったら再訪するように」言われた。

 内心、温かくなればその内回復すると思っていたが、ここに至り“70歳フル完走”の生涯目標断念か!我がIDENTITIESが危ない! 後はウォーキングのみか!残念!



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酒井正子「哭きうたの民族誌」;小学館

2006年02月24日 | 「Weekly 読書感想」
 どもうこの歳になると意図せずとも自らの出自・故郷への関心が強くなっているようで、今回も奄美・沖縄ものに手が出る。
川村学園女子大教授の著者が徳之島、与論、宮古、与那国、珍島等に於ける埋葬、葬儀の実際やノロ、ユタの役割等を詳細・具体的に数多くフィールド調査レポート、それぞれの共同体や死生観を考察している。
“韓国の哭き女”は聞いていたが、奄美に共通する様式があることを本書で初めて知った。ただ、東南アジアを見ると“哭き役”は女とは限らず、琉球弧・韓国の“哭き女”にジェンダーの視点を見る興味深い指摘もある。

 わが故郷の加計呂麻島でその種葬送の記憶はないが、ただ一つ、私達一家が沖縄渡航前奄美で暮らして居た昭和20年央頃、亡母が洗骨式に出た親族の話として「まだ骨に腐肉が付いていて嫌だった」と生々しく語っていたのを微かに覚えている。あの頃があるいは故郷の洗骨風習の最後ではなかったか。
そういえばこの正月、大阪在住の80近い叔母から「再来年は島に埋葬している祖母の33回忌どうしようか」と相談があった。ひょっとして、島の葬儀に接する最後の機会か。

 本書で印象の残っているのは「思い切って哭くと後はスッキルする」という島の人の話と反面「葬儀に涙を堪え、哭く機会の無い現代人ほど何時までも喪失感とトラウマが残るのでは」という箇所。「哭くんじゃない!」ではなく「思い切って哭きなさい」が優しいことに改めて納得。
 こうした珍島から琉球弧、アジアに繋がる類似の風習を見ると、日本、韓国というNATION概念が何か虚しく感じられる。
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「今朝の病状」

2006年02月20日 | 「頚腕症候治療レポート」
 今朝起きたら左背中が板を張ったようにパンパン、左腕全体に焼けるような疼痛。背中にホカロン、左腕に鎮痛湿布2枚張り、左指不随意で出掛けのネクタイ結びとワイシャツ袖ボタン掛けに四苦八苦、通常の3倍時間かかり、遂に6時49分北与野発の電車に乗り遅れ。
 ようよう乗ったと思ったら山の手線・人身事故。文字通り泣きっ面、顰め面で埼京線大崎から五反田まで一駅、20分近く徒歩出社、朝礼の(Monday Morning Message)発信には間に合う。

 明らかに昨日のワイフの反対押し切って行ったマシントレーニングと電動マッサージが悪かったらしい。ワイフ”それ見たこと!自業自得!”と呆れ顔!

 堪らず会社最寄の田谷医院で牽引治療の後、苦痛訴えたら先生苦笑しながら「西五反田整形医院」への紹介状書いて頂いた。これから行ってきます。
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「鍼灸とスポーツセンター」レポート5

2006年02月19日 | 「頚腕症候治療レポート」
その後、左手薬・小指が殆ど不随意、キーボードも左は中指1本で叩くだけ。堪らず西五反田の中国系鍼灸医へ。左首後・背中腕へ微細鍼を10本打ち微電流をチクチク流すこと5分。埋め鍼2本。劇的に回復と言いたいところだが、事実は返って具合悪くなった。

 しかし、3年前の発症の時も多くの鍼灸師・整体師や医者を訪ねたが、前者は「先生!これは拷問ですよ!」というこちらの訴えに、大きく頷き、時に“こちらですか”と肩や腕の患部に触ってくれる。軽く触れられるだけで「人間の手とはかくも万能なのか」と思うほど痺れと痛みが和らぐ。「これこそGOD HAND」。

 対して医者はこちらの顔もろくに見ないばかりか患部を一切触るで無し、まるで静物を診るごとく、小さな金槌で関節や肘をノックし、後は私よりレントゲンを見て病状を説明、「ハイ、次の方どうぞ!」と総じて鍼灸師・整体師は患者の痛みを共有してくれるが、患者の多いためか医者からはその思いが伝わって来ない。

 よって暫く、鍼灸に通って見るつもり。今日日曜、コタツに篭っていてもしょうがないと勇を越し、いつものセンターへ行き、ストレッチとマシントレ軽く、プールとサウナ。流石にジョグは怖くて出来なかった。
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「頚腕症候」治療レポート4

2006年02月16日 | 「頚腕症候治療レポート」
目下の病状
1、右人差指の痺れ、触れるとヒリヒリする。
2、左手握力が弱り、右袖ワイシャツボタン掛けに難渋、キーボードタッチ不自由
3、左肩腕痺れ相変わらず
4、鎮痛剤のためか尿意頻々

 一日10分の牽引、鎮痛剤服用しつつしかめ面、夜の会食アポイント消化。我ながらアホか!

 根本治療どうすればいいか。一説によれが人間の本来持つ自然治癒力を待つ。自然治癒力を高める最良の方法は体が最も楽な状態、即ち安静することだという。妙に説得力を感じた。さも無ければ症状と仲良く共生するしかないと言うことか。40肩同様自然治癒するケースも多く、整体は良いがマッサージは禁物という。カイロは悪化するとも治癒するともいい、実のところ判らない。

 
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「頚腕症候」レポート3

2006年02月13日 | 「頚腕症候治療レポート」
 目下の治療としては炎症部への鎮痛剤塗張と頸部牽引に鎮痛剤ボルタレン錠と整腸剤ムコスタ一錠づつ食後3回28日服用で様子観察。劇的快癒は自覚出来ないが、不快に耐えつつフレックス出勤しています。疼痛部にホカロン張ると痛みが和らぐ。サウナ風呂では殆ど痛みが無くなる。要するに頚椎神経の誤った指令による鬱血・血行障害が原因だと思う。

 それでなお痛みと痺れが取れない時は頸部に注射し、神経ブロックをするとのこと。ヘルニア注射治療を受けた人の話では、これは必ずしも万能ではないとのこと。歩行困難、夜も眠れない最重症の場合は後遺症発生を賭して首の前後にメスを入れ、セラミック材挿入手術するとのこと。歩行困難に陥った俳優の西田敏行手術はその一例という。私はそこまでの重症ではないというが、その内直るとは言わない。

 この症状の始末の悪い点は障害原因部の頚椎部には何の痛みも発せず、神経伝達末端の頚腕部に痛みや痺れを発する。従って症状発生部にどんな手当てをしても原因部の頚椎障害の治療には繋がらないことだ。さらに痛みや痺れが肩、腕、指先と微妙に移動する。かと思うと嘘のようにぴたっと痛みが取れる瞬間があり、ヤッホーと動き出すと待っていましたとばかりにジワーッとぶり返す。思わずいい加減にしてくれと叫びたくなる。

 試みにGoogle等で「頚腕症候群」を検索すれば、医院や治療歴等ゴマンと出てくる。その中で当社近くの中国鍼灸医院(http://www.showa-clinic.com/katakori-genninn.html#kata2)を訪ねてみようかと思っています。
 経過は追ってお知らせしますので関心あるから方はご覧下さい。
 
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「UNIT制議論」

2006年02月13日 | 「美ら島沖縄大使」便り
 当社はこの4月から中期計画「Revolution30」のファースト・ステップとして「お客に最も近い中堅・若手に権限委譲することによる組織の活性化とコスト管理の向上」を狙い小集団UNIT制を導入します。

 導入を目前に社内で俄かに新制度に対する懸念や議論が起こって来ました。これまでにない制度、導入前のこの時点で全くそうした不安や議論表明が無い方がおかしく、あって当然だと思います。議論百出、大いに結構だと思っています。実際に導入すれが当然予想外の事態や障害が発生すると思います。そうした事態を想定しどう実現して行くか、仮説検証、TRY&ERROR、「お客様にご迷惑掛けず、どうご要望にお応えするか」チャレンジして行きます。

 そのためには顧客折衝、コスト管理、トラブルシュート等のサポート体制の整備も一段と必要と思っています。引き続き忌憚のないご忠言、ご指導よろしくお願いします。
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頚腕お見舞感謝!

2006年02月11日 | 「頚腕症候治療レポート」
 驚きました。これまで私のメルマガへの返信コメントは日に1~2通ですが、ここ二日でBlogコメント含め沖縄、北海道、ロス等からお叱り、激励、延べ40通近く頂きました。
 すべてをご紹介出来ませんが、医学教授からは“狭心症の疑い、直ちに病院へ行くべき”横浜、埼玉の専門医や鍼灸師、テルネリン・ミオナール等具体的薬の紹介、また意外にご本人、親族の類似経験が多く“首を曲げるのではなく前部に突き出す運動”等具体的治療方等のアドバイス頂ました。Web時代の余得を今回ほど感じたことはありません。改めて、ここで皆さんにお礼申し上げます。
 皆さんの叱咤に押され勇を起し疼痛に耐えつつ病院へ行って来ました。

 受診歴のある会社近くの五反田のNTT関東病院整形科。2時間半待たされレントゲン撮影結果診断。それによると第6・7頚椎間が狭窄、軟骨が神経に触れた結果左頚腕部に鬱血、痺れ疼痛を来たしている。これは機能劣化、いわゆる老化現象という。指先に多少の痺れはあるものの今のところキーボード操作には支障ない。

 ただ、私の場合は12年前に追突事故に合い、牽引治療を受けた際、当時の主治医から後々後遺症が出る可能性を言われた。その上、頭部振動伴うジョギング。
「フルはともかく10キロマラソンも駄目ですか」と問うと医師は「痛さにに耐えても走りたければどうぞご自由に!」とは言われなかった。自業自得、私の選択ということだろう。

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頚腕症候群再発!

2006年02月10日 | 「頚腕症候治療レポート」
 2週間前から左肩から上腕へかけて違和感があったが、一昨日から左肩甲骨に錐刺すような疼痛と左上腕部に間歇的に痙攣が走る。その痛さに腕を切り落としたくなる。時に吐き気が襲い、遂に昨日は欠勤、コタツに蹲る。

 思い当たる原因?分からない! 老化現象化。
3年前に患い、NTT関東病院始め整形医3カ所、牽引治療、整体医2箇所彷徨の末、知らぬ間に自然治癒。その後那覇マラソン2回初めハーフマラソン数回。
以来欠かさず毎週末、1時間マシンジョグをしているが右足に違和感を覚えることはあったが?この寒さのせいばかりとは思わないが。
病院行ってもどうせレントゲン撮影と鎮痛剤塗装のお決まり措置だろう。

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「起業するということ」

2006年02月07日 | 「美ら島沖縄大使」便り
 創業30年近く現在正社員200名弱、誇るべきか恥ずべきか、これまでの延採用員数は優に500名は超えている。会社を経営し人を雇用していると様々な難事に合う。
 その最もたるものは社員の死傷事故。子弟を亡くした遺族の社長への視線は殊の外厳しい。そういう時はお家族や公的機関への対応等で付け刃ではない自分の社会経験や社の組織能力が試される。
 
 設立8年目、新人社員が寮で死亡した時には社会経験豊かな総務部長による遺族対応、葬儀等に関する冷静・的確な指示・采配には助けられた。当時60近いこの大企業出身のセカンドキャリアー部長は幹部社員の大方の反対を押して迎えたものだった。この時の経験がその後の社員のバイク酩酊運転事故死に際し役立った。
 
 ベンチャー等と囃し立てられ起業するも、人の生活と命を預かる大事だと改めて思い知らされる。

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「奇妙な快適感覚」

2006年02月07日 | 「頚腕症候治療レポート」
 牽引と鍼灸、投薬と治療を継続しているけど、微かに良くなっているかと思うと急にぶり返したり。そうした際、罹病経験者の“同病相哀れむ”メッセージは随分慰められ、勇気付けられる。こうした私の埒も無いBlogも“何時か将来の疾患者に役立つに違い無い”と妙な使命感が過ぎる。

 間違いなく言えることは寒かったり、疲れたりすると悪化し、自宅コタツで安静していると和らぐ。気長に治療する以外なさそう。
そしてこの所、症状に悩みながらも一種奇妙な快適感覚に襲われる。それは会社はじめ各種会合に遅刻、早退、欠席しても、やるべき責務をサボっても周りが「大変ですね。無理しないで」と優しい。何より自分自身「これじゃしょうがないだろう」と誰憚ることない楽々、内心の口実!一方“苦痛を押してもやるべし”という安価なヒロイズム心。いずれにしろこれはどうもヤバイ。
“どっちでも自己責任、どうぞお好きなように”ですよね皆さん。分かっています!
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三浦 展「下流社会」;光文堂新社

2006年02月04日 | 「Weekly 読書感想」
 ベストセラーズ新書版を取上げるのは「忸怩たる」と言うは少し嫌味か。「展」を「あつし」と読むのは初めて知る。
“下流”とは“下層”ではなく、“明日が今日より良くなるとは信じられない“希望格差社会”。痴漢誘発・Street striperとも言うべき生足ミニスカート女子高生、Loose・裾出しズボン男子高生、通勤車中飲食、化粧。ウィークデイ午前10時からパチンコ店前で開店を待つ若者群。
 こうした生態は痛ましいと言うより、いつの時代でも若者の流行・価値観は如何にそれが嫌悪すべきものとは言え、その時代の本音の反映で大人の世界の忠実な産物というから、これを慨嘆するのは天に唾するようなものか。

 多くの調査統計図表を多用記述のフォローは煩わしく、過剰類型化は気になるが“単なるネット・サファーは下流で、Excel/Power Point使用者は上流“という行には成る程と笑った。
 年収3千万の人が「年収300万で生きる」を著し、経営をしたこともない人が経営を論じ、一橋卒・三菱総研勤務の上流の著者が“何をか言わん”と思っていたら「あとがき」で“私の祖父母は無学、息子達の成績は良くない」と釈明のように書いているのを読んでまた苦笑した。
巻末の100近い参考文献中、鈴木謙介「カーニバル化する社会」は読んで見たい。
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朝吼夕嘆

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