(私より25歳年長の天田専務~30年サポート頂きました)
会社を創業経営して何度か表題コンセプトを認識しました。先に書いた東大卒の創業者はITスペシャリストで、Nonキャリの私はゼネラリスト!特段有能な彼は部下社員には厳しく叱責、その厳しさに社員は次々退社したようです。それに対し、無能な私は「君、頼むよ!」と依頼、委任?しました。有能な彼は顧客の依頼に対してもなかなか妥協せず、自己主張したのに対し、私は難儀な顧客の依頼に対し「はい!分かりました!」と受託しました。
社員の中でもエリート優秀社員ほど部下に対し「なんだ、辞めろ!俺がやる!」と罵詈雑言、部下が次々と辞めるの対し、ゼネラリスト?な管理者はその部下に「頼む!やってくれ!」と依頼し、気が付けば彼の方が部下育成と組織構築を果たしていました。
ITスキル無能な私は社員に対し「頼む!」と依頼、チャンスを与え、気が付けば社員は増え、売上げは増えていました。
経営者にとって社員が“この人なら助けてやろうか”と“人から助けて貰う能力”の必要を痛感しました。そうした価値観?からか私は常に私より高学歴?で年長者の社員を中途採用し、支援してもらいました。中でも横浜大卒で上場企業の管理職を歴任された私より25歳年長の天田専務に私は経営サポート頂きました。
私が関東沖縄経営者協会長時代、会員の社長にはそうした自分より年長の管理職雇用の事例の少なさを見て「人から助けて貰う」我が経営スタイルを自覚しました。