08年度から医学英語検定制度スタート グローバル化で問われる医学英語の実力2009年2月6日 提供:Japan Medicine(じほう)
医療者の英語運用能力の向上目指し_ グローバル化が加速する国際社会。日進月歩の医学界・医療界では今や一定レベル以上の医学英語をマスターしておくことは医療関係者にとって必須となっている。こうした中、日本医学英語教育学会(理事長=大井静雄・東京慈恵会医科大脳神経外科教授)は2008年度から医 学英語検定試験(3級・4級のみ)を開始した。将来的には、国際的に活躍できるトップクラスの人材育成に役立てるため、1級、2級の検定試験制度も導入する計画だ。【2面に関連記事】医学英語検定試験(医英検)は、日本の医療・医学の国際化を普遍的に推進することを目的として、日本医学英語教育学会が08年度から開始した医学・医療に特化した英語検定試験。
試験は、<1>医学・看護・医療技術書・文献を英文で読む<2>医学・看護・医療技術などに関する情報を英語で聞き、話し、伝える<3>医学・看護・医療技術などに関する情報を英文で書き、表現する-の3つの視点から総合的に評価する。
1級-4級までの検定試験制度を整備する予定だが、当面の試験は3級と4級のみ。レベルは、3級=英語で医療に従事できるレベル(医師・看護師・医療従事者、通訳・翻訳者などを対象)、4級=医科大・医療系大卒業程度。
学会事務局(メジカルビュー社)からは3級・4級用の教本が発刊されている。受験者は医師、看護師などの医療専門職・医療系の学生だけでなく、教育、出版、翻訳、通訳など関連業界を含めて幅広い層を想定している。
昨年4月に行われた3級(筆記試験とリスニング試験)・4級(筆記試験のみ)の第1回検定試験には全国から660人が受験した。
まだ始まったばかりであるため、合格者数は公表されていない。ただ、医学英語に特化した検定試験は世界的にも珍しいこともあって、医学英語の運用能力を客観的に評価できる指標として注目が高まっている。
医学・医療の発展で不可欠な英語力
1998年の学会設立時から参画し、医学英語検定試験制度の導入に尽力してきた理事長の大井氏は、日本の医学英語の現状について、「医療・医学の レベルは世界の中でも高いレベルにあるのに、日本人の医学英語の能力が劣っているため、それが世界に十分示せないでいる。世界に日本の実績をもっとアピールし、世界のリーダーになるためには、医師を筆頭に医療関係者がもっと医学英語のレベルを高める必要がある」と指摘する。
そのためにも、医学英語の向上、目標の1つとして医英検を活用してほしいという。
大井氏は、ドイツ・ハノーバー国際神経科学研究所の脳神経外科教授を兼任するなど、小児脳神経外科分野の権威。国際的に臨床・研究・教育を実践する中で、日本人の医学英語のレベルの低さを長年懸念してきた。
学会での活動のほか、これまでに「医学英語論文表現法辞典」など、医療関係者向けに医学英語の解説本も多数執筆し、医学英語教育の充実にも力を注いできた。だが実際には、医療現場ではまだまだ医学英語教育の重要性が理解されていない面がある。
このため、大井氏は医英検をきっかけに、あらためて医学英語教育に取り組む医療関係者が増えることに期待を寄せている。
当面は3級レベルの能力を持つ医療関係者を増やすことが目標だが、将来的には2級(英語での論文執筆・学会発表・討論、医学英語教育が行えるレベル)、1 級(英語での研究論文の指導、国際学会・会議での座長・議事進行ができるレベル)の検定試験制度も整備し、世界に通用するトップクラスの人材育成につなげたい考えだ。
グローバル化の加速で、今や日本の医療現場も英語での対応を迫られる機会が増えている。在日外国人も急増し、医療機関でも医療通訳の必要性が認識され始め ている。海外に仕事や観光で出掛ける日本人も増え、実地医家の医師も英語で診療したり、紹介状を書けないといけない時代になっている。
こうした背景を踏まえ、大井氏は「医師だけでなく、看護師などのコメディカルも簡単な問診ぐらいは英語でできないといけない。それ以外の病院の事務、福祉 分野などのスタッフも、ある程度、医学英語を知っておく必要がある。医療に関係する人たちには、少なくとも3級は取ってほしい。世界で活躍したい人は将 来、さらに上の2級、1級を目指してほしい」と要望している。
私も医学、医師を諦めたのは、自分の語学力、英語能力が低かったことが原因でもあるのです。これらの挫折から私は以前、数年前以上から、インターナショナルスクールや大学もオール英語の授業の大学の設立を夢見ていたのである。
私のように半ばで諦め、挫折しないためにも、英語力は今後の学問として必要であり、重要であると私は考えている。
そのためには、海外の大学を日本に誘致することを有識者に以前からお願いをしていたのである。その夢が現実化しそうなのである。
海外の大学、オーストラリアの大学と日本の大学の提携も決まり、現在は文科省の認可申請が下りれば、新聞やテレビで詳細は分かると思います。
産学官民一体となった取り組みで、東京都内の臨海地区という場所も決定し、大手企業の支援も得られている事業です。
私が構想している医療系の大学は、勿論オール英語で授業を行い、大衆衛生、オーダーメイド医療、東洋医学と西洋医学を融合させた、医療を学んで貰う予定である。
勿論、日本でも最高級のレベルの高い医療系の大学を目指します。
出来れば、4年制の「メディカルスクール」医療大学院の設立構想もあります。
生徒の3/1程度は留学生を招き入れ、日本語学科を設け、日本での国家試験に合格して貰い、日本での医療施設などでの勤務を可能にして上げたいと考えております。
また、救急救命センターの設立、産婦人科救急患者の受け入れ態勢などを整え、臨海地区の患者を網羅したいと考えている。
他にも、本格的な人の五感研究をする「生命科学研究所」の設立、これらの施設に隣接して、当社の本社も移転し、人の五感、感覚、脳の研究を推進して行く予定です。
当大学が完成すれば、これら英語力は簡単にクリアー出来るし、何より、世界に目を向けて、世界で活躍出来る医療関係者の育成を今後とも私共は支援、サポートをして参ります。
今後、日本の医療界に一石を投じ、改革の道筋が引けたらと思っている。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、
医療者の英語運用能力の向上目指し_ グローバル化が加速する国際社会。日進月歩の医学界・医療界では今や一定レベル以上の医学英語をマスターしておくことは医療関係者にとって必須となっている。こうした中、日本医学英語教育学会(理事長=大井静雄・東京慈恵会医科大脳神経外科教授)は2008年度から医 学英語検定試験(3級・4級のみ)を開始した。将来的には、国際的に活躍できるトップクラスの人材育成に役立てるため、1級、2級の検定試験制度も導入する計画だ。【2面に関連記事】医学英語検定試験(医英検)は、日本の医療・医学の国際化を普遍的に推進することを目的として、日本医学英語教育学会が08年度から開始した医学・医療に特化した英語検定試験。
試験は、<1>医学・看護・医療技術書・文献を英文で読む<2>医学・看護・医療技術などに関する情報を英語で聞き、話し、伝える<3>医学・看護・医療技術などに関する情報を英文で書き、表現する-の3つの視点から総合的に評価する。
1級-4級までの検定試験制度を整備する予定だが、当面の試験は3級と4級のみ。レベルは、3級=英語で医療に従事できるレベル(医師・看護師・医療従事者、通訳・翻訳者などを対象)、4級=医科大・医療系大卒業程度。
学会事務局(メジカルビュー社)からは3級・4級用の教本が発刊されている。受験者は医師、看護師などの医療専門職・医療系の学生だけでなく、教育、出版、翻訳、通訳など関連業界を含めて幅広い層を想定している。
昨年4月に行われた3級(筆記試験とリスニング試験)・4級(筆記試験のみ)の第1回検定試験には全国から660人が受験した。
まだ始まったばかりであるため、合格者数は公表されていない。ただ、医学英語に特化した検定試験は世界的にも珍しいこともあって、医学英語の運用能力を客観的に評価できる指標として注目が高まっている。
医学・医療の発展で不可欠な英語力
1998年の学会設立時から参画し、医学英語検定試験制度の導入に尽力してきた理事長の大井氏は、日本の医学英語の現状について、「医療・医学の レベルは世界の中でも高いレベルにあるのに、日本人の医学英語の能力が劣っているため、それが世界に十分示せないでいる。世界に日本の実績をもっとアピールし、世界のリーダーになるためには、医師を筆頭に医療関係者がもっと医学英語のレベルを高める必要がある」と指摘する。
そのためにも、医学英語の向上、目標の1つとして医英検を活用してほしいという。
大井氏は、ドイツ・ハノーバー国際神経科学研究所の脳神経外科教授を兼任するなど、小児脳神経外科分野の権威。国際的に臨床・研究・教育を実践する中で、日本人の医学英語のレベルの低さを長年懸念してきた。
学会での活動のほか、これまでに「医学英語論文表現法辞典」など、医療関係者向けに医学英語の解説本も多数執筆し、医学英語教育の充実にも力を注いできた。だが実際には、医療現場ではまだまだ医学英語教育の重要性が理解されていない面がある。
このため、大井氏は医英検をきっかけに、あらためて医学英語教育に取り組む医療関係者が増えることに期待を寄せている。
当面は3級レベルの能力を持つ医療関係者を増やすことが目標だが、将来的には2級(英語での論文執筆・学会発表・討論、医学英語教育が行えるレベル)、1 級(英語での研究論文の指導、国際学会・会議での座長・議事進行ができるレベル)の検定試験制度も整備し、世界に通用するトップクラスの人材育成につなげたい考えだ。
グローバル化の加速で、今や日本の医療現場も英語での対応を迫られる機会が増えている。在日外国人も急増し、医療機関でも医療通訳の必要性が認識され始め ている。海外に仕事や観光で出掛ける日本人も増え、実地医家の医師も英語で診療したり、紹介状を書けないといけない時代になっている。
こうした背景を踏まえ、大井氏は「医師だけでなく、看護師などのコメディカルも簡単な問診ぐらいは英語でできないといけない。それ以外の病院の事務、福祉 分野などのスタッフも、ある程度、医学英語を知っておく必要がある。医療に関係する人たちには、少なくとも3級は取ってほしい。世界で活躍したい人は将 来、さらに上の2級、1級を目指してほしい」と要望している。
私も医学、医師を諦めたのは、自分の語学力、英語能力が低かったことが原因でもあるのです。これらの挫折から私は以前、数年前以上から、インターナショナルスクールや大学もオール英語の授業の大学の設立を夢見ていたのである。
私のように半ばで諦め、挫折しないためにも、英語力は今後の学問として必要であり、重要であると私は考えている。
そのためには、海外の大学を日本に誘致することを有識者に以前からお願いをしていたのである。その夢が現実化しそうなのである。
海外の大学、オーストラリアの大学と日本の大学の提携も決まり、現在は文科省の認可申請が下りれば、新聞やテレビで詳細は分かると思います。
産学官民一体となった取り組みで、東京都内の臨海地区という場所も決定し、大手企業の支援も得られている事業です。
私が構想している医療系の大学は、勿論オール英語で授業を行い、大衆衛生、オーダーメイド医療、東洋医学と西洋医学を融合させた、医療を学んで貰う予定である。
勿論、日本でも最高級のレベルの高い医療系の大学を目指します。
出来れば、4年制の「メディカルスクール」医療大学院の設立構想もあります。
生徒の3/1程度は留学生を招き入れ、日本語学科を設け、日本での国家試験に合格して貰い、日本での医療施設などでの勤務を可能にして上げたいと考えております。
また、救急救命センターの設立、産婦人科救急患者の受け入れ態勢などを整え、臨海地区の患者を網羅したいと考えている。
他にも、本格的な人の五感研究をする「生命科学研究所」の設立、これらの施設に隣接して、当社の本社も移転し、人の五感、感覚、脳の研究を推進して行く予定です。
当大学が完成すれば、これら英語力は簡単にクリアー出来るし、何より、世界に目を向けて、世界で活躍出来る医療関係者の育成を今後とも私共は支援、サポートをして参ります。
今後、日本の医療界に一石を投じ、改革の道筋が引けたらと思っている。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、