センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

御釈迦様の台座の花がなぜ蓮の花なのか?

2017-07-11 00:00:30 | スピリチャル
泥水が濃ければ濃いほど、はすの花は大輪の花を咲かせます。
泥水とは人生に置き換えれば、辛いこと、悲しいこと、大変なことです。
ほとんど泥水ではなく、真水に近いような綺麗な水である場合、蓮の花は本当に小さな花しか咲かせません。
大輪の花を咲かせるためには、ものすごく汚い泥水が必要です。
蓮の花は泥水の中からしか立ち上がってこないのです。
蓮の花とは、まさに人生の中で花を咲かせること、そして、その花の中に実があるのが 「悟り」 です。

辛く悲しい思いがなければ、人間は悟ることがないのだということをお釈迦さまは教えたかったのだと思います。
人は「悟る」ことが出来れば、迷い苦しみはなくなり、まわりのこと、人、もの、現象が、みんな 「幸せに思える」ようになります。

★ お釈迦様は美しい花を咲かせるためには泥は必要であるということを 伝えたかったようです。私たちはいろいろな悲しみ、辛さ、大変なことを経験しない限り、悟ることはできないという教えです。そんな苦難なときが来たら「ああ、この結果として私は大きな悟りに、美しい世界に導かれていくのだな」と思うことが大切です。そう思えれば、自分自身にとってものすごく嬉しく楽しく、幸せで素晴らしいこと、そして、有難いことだと気が付いてきます。
それをお釈迦様は後世の人に伝えたかったようです。
その象徴として、蓮の花が台座に選ばれました。

※ 悟りを開くとは「仏」すなわち「真理に目覚めた人」に成ることをいいます。
心の迷いが解けて、真理を会得することの意。
悟りの世界=迷いのない心の安住の地。
悲しい、辛いことを否定せず、悟るために必要なものとして受け止めると、この経験が心を豊かにして、いつでも幸せを感じ取る事が出来ます。
人の悲しみや苦労も解る豊かな心になります。 
「心が豊かな人は、いつでも幸せです」 。
五感プロデュース研究所、荒木行彦、

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