センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

恋するホルモン(PEA)!

2017-07-08 00:00:30 | 感覚心理
よく女性が恋をすると綺麗になると言われますが、実際に女性を魅力的にさせ、若返らせる働きがあると言われる、通称「恋愛ホルモン」PEA(フェニール・エチル・アミン)が話題になっています。
このPEAが分泌されると、エストロゲン、オキシトシン、ISRH(インタースティティアル・リージング・ホルモン)、ドーパミンなどの分泌、放出も促されるなど、反応の連鎖が起こり、恋におちた状態が作り出されるといいます。
そうなると、女性らしさが増し、ワクワク、ドキドキする感じが起こり、性格まで優しくなったりするケースもあるようです。
面白いのは、このPEA、不安や緊張のある状況でこそ分泌されやすくなるという点です。

人は恋に落ちた当初は、相手に対して何時迄も「逢っていたい」「触れ合っていたい」という気持ちを抱くが、ところが、どんな恋であっても例外なく、その感情は持続しない。
幾ら熱烈な気持ちを持っていても、時間の経過と共に落ち着いていく。
恋愛ホルモンが枯渇するということ。24時間365日、恋愛ホルモンはフルに作り続けられている訳ではなく、これは、恋愛ホルモンが覚醒のあるアンフェタミンという物資に似た構造を持っていることに関係していると言われる。
永遠に恋愛ホルモンが湧き出てくるようなことがあれば、私たちの身体はヘトヘトになってしまうだろう。枯渇することで、私たちの身体を保護する働きもあるのではないかと考えらています。

女性には「恋愛賞味期限2年説」があります。この恋愛賞味期限2年こそが恋愛ホルモンの枯渇に関係しているのです。
恋愛当初は、ワクワクしたり、ドキドキしたりの感情が湧き上がりますが、2年も恋愛を続けていると慢性化し、恋愛ホルモンも枯渇します。そして心身共に疲れて、脳がいっぱい、いっぱいになるので恋愛休息が必要となります。
脳を休め、心身をリフレッシュしてからまた、恋愛相手を愛する。こうした、恋愛ホルモンの分泌させることが恋愛を長続きさせる秘訣でもあるのです。
五感プロデュース研究所、荒木行彦、

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