センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

オウム病にご注意!

2024-03-22 00:00:30 | 感染

(CNN) 欧州各国で細菌感染症の「オウム病」の症例が昨年から今年にかけて急増している。世界保健機関(WHO)は5日、これまでに5人が死亡したと発表した。

オウム病は野鳥やペットの鳥に感染する細菌のオウム病クラミジアを原因とする疾患。感染した鳥に症状がなくても、呼吸や糞(ふん)を通じて人に感染することがある。

米疾病対策センターによると、人には鳥の分泌物が混じった埃(ほこり)を吸い込んだり、鳥にかまれたり、嘴と口で接触するなどして感染する。

人から人に感染する可能性はあるものの、極めて稀だという。

感染すると、5~14日で頭痛、筋肉痛、せき、発熱、悪寒などの症状が表れる。抗生剤で治療でき、人が死に至ることは極めて稀。

WHOによれば、今回はペットの鳥や野鳥を通じて感染した症例が大多数を占めている。

オーストリアでは2023年に14例が確認され、今年は3月4日までに更に4例が確認された。人から人への感染は確認されていない。

いずれも海外への渡航歴はなく、野鳥とも接触していなかった。

デンマークでは2月27日までに23例が確認された。実際の数はもっと多いと保健当局は見ている。感染者のうち17人は入院して15人が肺炎になり、4人が死亡した。

ドイツでは23年に14例、今年に入って5例を確認。ほぼ全員が肺炎を発症し、16人が入院した。

スウェーデンでは11月~12月にかけて症例が急増して26例になり、今年に入って13例を確認した。

オランダは昨年12月下旬から今年2月29日にかけて確認された症例が21例に上り、前年に比べて倍増。全員が入院し、1人が死亡した。

 

実は、日本でも「オウム病クラミジアを原因」と思われる「オウム病」で年間、数人以上の死者が出ています。

飼っていた「オウム」から感染だけでなく、日本に多いのは「ハトの糞」から「クラミジア」が人の口から吸い込むことで感染するものです。

感染すると、5~14日で頭痛、筋肉痛、咳、発熱、悪寒などの症状が表れる。

以前には、古いビルのダクトの中に「鳩が巣」を作り、その巣の周辺のハトの糞が乾き、粉状になったものをビルの中に居た人たちが吸い込み、数人が倒れて救急車で搬送された過去の事例があります。当初、サリンなどの有毒ガスによるものなど推測され、調査して原因が分からずに、有毒ガスは検知されませんでした。

ビル管理の調査で、ダクトに鳥の巣があることを見つけ、そこにハトの糞が大量に在ったことから「オウム病」によるものだと判明したものです。

身近なところでは、公園が近くにあるマンションなどでも、ベランダにハトが止まり、可愛いからと餌づけしたりすると、居座ってしまい、そしてベランダに糞を残していきます。その糞が乾き粉状になり舞うと、吸い込んでしまいます。部屋にいた子供が急に熱を出してせき込むと驚くはずです。

ですから、公園でハトを見つけても決して、食べているパンやお菓子などを上げないで欲しいのです。公園のハトなどは餌を貰えることが分かっているので、人を見ると近寄って「おねだり」をします。可愛いからと餌を上げた途端に、何羽ものハトが身体まで上ったりします。万が一、クラミジア菌を移されたらオウム病に疾患することにもなるので決して、食べ物を上げないで欲しいのです。

ハトなどの鳥は、3月中旬頃から「繁殖期」に入りる種類が多いのです。中でもカワラバト(鳩)も、オスがメスを追いかける姿をこれから確認することが多くなると思います。

また、鳩の巣などを見つけた時には、駆除したりせずに保健所に連絡して撤去して貰って下さい。個人で駆除すると「愛護法の違反行為」と見なされます。

巣に卵や雛が居たら駆除出来ませんが、巣だけでしたら駆除して貰っても構いません。愛護法違反にはなりません。

コロナウイルスも正式名所は「動物由来感染症」、動物には、コラモそうですが、ユーカリーなどを捕食しているので、ユーカリには毒素が強い植物ですが、コアラだけはこの毒素を分解できる酵素を持っています。但し、コアラの体内(内臓)などに感染症の病原菌を持っているのです。

コロナなどの感染症は、衛生的に良くない環境に生育している「ネズミ」「コウモリ」「ハクビシン」など、比較的高地の乾いた環境で生育している生き物たちはこうした感染症を齎す「菌」を持っています。中国の四川省は「サーズの発祥地」です。コロナウイスるの発祥地は「湖北省武漢」です。何れの場所も高地と冬場は乾いた環境で、両地区とも「野生動物」で市場などで売られています。衛生的に良くない環境だから感染症が発症しやすいということなのです。

センスプロデュース研究所、葛西行彦

 

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