あの大応援団が本質な大学

2023-08-24 00:00:41 | スポーツ
夏の甲子園の高校野球で慶応高校が優勝したが、最大の話題は選手ではなく、品のない応援を続けていた応援団のようだ。基本は大学野球の応援と同じスタイルのようだが、大学の場合は相手チームにも応援団があるため、度を過ごした応援はしないが、今回は寄ってたかって相手チームの選手を虐めているように見える。

急遽、甲子園に応援に集まったOBというのが、単なる大学卒業生なのか、幼稚舎(小学校)、普通部(中学)、慶応高校を経た純粋三田会なのかわからないが、三田会の中でも大学から慶応というのはアウトサイダーといわれるので、そういう人たちも来ているのかなと興味がある。

高校野球は107年ぶりの優勝というので羽目を外すのはわからないでもないが、107年前にあなたが優勝したわけじゃないでしょ、という感じだ。応援歌の中には「陸の王者」というフレーズがあるが、スポーツ関連で大学1位になっているのはほとんどないだろう。

ちなみに、大学創設者の福沢諭吉は大変な人物で、彼こそ日本の大学王にふさわしいのは間違いないのだが、大学のHPを見ると、建学の精神が書かれていて、

「気品の泉源」
「智徳の模索」
「独立自尊」

と並んでいる。応援団のやっていることとは正反対。甲子園に応援に行った人物から卒業証書を返納してもらった方がいい。

これを機に甲子園大会を廃止してしまえばもっといいかもしれない。社会が必要としているのはスポーツ選手ではなく優秀な頭脳なのだけど・・

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