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なにしろ、銀行金利は天文学的な低金利なのに対し、REITは4%台の配当金で、現在13銘柄が上場されている。特に年金運用などの機関投資家や個人投資家などに人気がある。
が、REITは東証で取り扱っているれっきとした株式なのである。個別銘柄を見れば、結構大きな値幅で動いている。さらに詳しくみれば、それぞれの銘柄により配当の権利日が異なるのだが、その1ヶ月前から権利狙いの上昇が始まるのだが、確定日、あるいはその少し前から配当金以上の急落をするのである。これで見え隠れするのは、プロとカモの戦いということである。配当金狙いの素人投資家を決算月のズレを利用した機関投資家がうまく料理しているのがわかる。結構、銘柄によっても成績の差が大きいので、身軽な投資スタンスが必要である。
有名なC銀行で買った米国REITファンドもあっという間の数ヶ月で10%上がったもののその後、急落。ファンドマネージャーからも「今年は金利上昇のため、期待できない」と超弱気のコメントがきているのだが。
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