経済広報センターがまとめた日本についてのデータ集『JAPAN2012』だが、残念なことに英語版である。900円なのだが、日本語版がない。大量のデータがあるのだが、いくつかの気になった点とかピックアップ。
まず、日本の人口ピラミッド。2011年のピラミッドはおなじみだが、2051年のピラミッドが紹介されているが、果たして40年後の人口動態に予測が付くだろうか。この資料だと日本の人口は9500万人。別の資料だと1億人となっている。さらに50年経つと5000万人程度になりそうだが、その穴埋めはどうなのだろう。
2050年頃は世界人口が93億人で、インドが17億人。中国は13億人、アメリカとナイジェリアが4億人でインドネシアとパキスタンが3億人。人口爆発が予測される国は、コンゴ、タンザニア、ナイジェリアとなぜかフィリピンだそうだ。
ところで、日本の減少した人口を埋めるのは、インドとかフィリピンなのだろうか。あるいはロボット？ まあ、どちらがコストが安いかで決まるのだろう。
人口関係で驚いたのが、世界の都市人口。
世界チャンピオンに輝いたのは・・・
なんと、１位が、TOKYO だそうだ。3600万人以上だそうだ。第２位のデリー（2200万人）を大きく引き離して優勝。どうも都市の名前を英語にすると、面積が広がるらしい。
結局、通勤圏とか経済圏として密接に絡んでいる周りの地域の事を言うので、そこまで含めて都市人口としているのだと思います。
そういう意味で、隣接県(山梨は入らないような）を含めてそのくらいの人口になるのではないかと思います。
でも、日本の４分の１以上がTokyoに居るというのは凄いですね。
大きく言えば、福岡から東京までが、一大都市で、あとはバックヤードという考え方もありますね。
東京に天災が起きたら・・
日本って、それでも生き延びてますね。親戚の一人がカナダに住んでいれば、一族の中の一人は生き延びることができるわけですね。