AI的次の一手

2024-04-20 00:00:48 | しょうぎ
カルチャーなど数カ所で将棋を教えている。長い子は3年、4年と通っていて、教材を考えるのがなかなか苦しい。使いまわしできないので、「次の一手」の収集のために、不得意なネット将棋を行っているのだが、そもそも「次の一手」という概念が消滅していることに気付いている。

今は下火になっている「24道場」だが、復活のためなのか対局終了後に、一局の中の優劣の評価をグラフ表示し、棋譜の中に、「AI一致手」「悪手」「疑問手」を表示してくれる。(クロム上かエッジ上で動いている場合)

「好手」というのは存在しないわけだ。つまり「次の一手」というのは、敗勢の局面で相手が「AI一致手」を逃したために「逆転のAI一致手」が偶然にも一瞬だけ生じているような時に限定されるのだろう。



ということで、最近、現れた「次の一手」。最初から劣勢に追い込まれ、必敗状態で、この瞬間だけ逆転のチャンス(97%)があった。こども教室には難し過ぎるのだが、オクラ入りはもったいないので、本ブログに貼り付けてみた。ちなみに30秒では見つけられず、王手を二つ続けて投了した。

解答は、この下にある詰将棋コーナーのさらに下の方に書いておきます。説明は要らないかと思うので。


4月6日出題作の解答。







初手は一つしかないので、野暮ですね。


今週の問題。今度はゴチャゴチャ。



解ったと思われた方は、コメント欄に最終手と総手数とご意見をいただければ正誤判定します。




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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (さわやか風太郎)
2024-04-20 00:24:49
1一香成まで9手詰。
結構複雑です。
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Unknown (蛇塚の坂本)
2024-04-20 10:37:40
最終手1一香成の9手詰みとなりました。
桂と香の両王手は、良く作品に使われる筋ですよね
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Unknown (おおた葉一郎)
2024-04-23 20:58:04
さわやか風太郎さま
正解です。変化に好手で対抗します。
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Unknown (おおた葉一郎)
2024-04-23 20:59:02
坂本様 正解です。
そうですね。よくあります。
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