IKEAのプラントボール

2024-04-19 00:00:07 | あじ
遠くもないところにIKEAがあり、いくつかの商品はIKEA品を愛用しているので消耗すると買いにいく。その一つが、枕。エルゴノミックピローを使っている。が、枕の話は省略。そういえば落語で枕というと演目の中に自然に入っていくための雑学のような性格のもの。短歌の枕詞から派生したのかな。

それで、IKEAで食事をしたのだが、久しぶりだったので、新しいメニューにしてみた。

「プラントボール」。メニューを離れたところから見ていたので、「プラント」なのか「ブランド」なのかよく見えなかった。要するに、みかけは「ミートボール」と同じだ。値段が7割位だったので、単に小さいのかなと勘違いしていた。

それで、店内の表示を読んでいると、「プラント」=「植物」ということがわかってきた。

つまり植物(たぶん大豆中心かな)性のミート的ボール。



一口食べると、味付けはミートボールと同じだが、違いは直ぐ分かる。しかし、その原因が植物性にあるということではないような気がする。

普通のミートボールは挽肉を丸めているため、舌触りがザラザラしている。たまに細かな骨片があったりして、アナログ的な食べ物で食感もワイルド。

ところが、プラントボールは、いかにも工場製品の様に密で均一感がある。魚肉ソーセージとか和菓子のような食感だ。もちろん工場で作っているからだろう。練り製品という食感。

味はわずかに「おから」的な感じがあり、肉汁のようなものではない。たぶんペットフードの様に生まれた時から食べ続けていると、これがノーマルで、粗挽き肉なんかは野蛮で受け付けないというようになるのかもしれない。未来人用なのだろう。地球に酸素がなくなって人類が火星に移住したら、これでも最高級のご馳走ということかもしれない。

しかし、その前に、このプラントボールだが、工場で作るとしても、いくらでも改良点はあると思う。

今度の枕がへたったら、また食べに行くと思うので、改良を期待しておこう。

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