極上のかき揚げ丼

2022-02-25 00:00:04 | あじ
江ノ電沿線を歩くと、自然と足が向くのが長谷食堂。なにしろ場所がわかりやすい。長谷駅から徒歩10秒。よく生シラス丼が紹介されるが、三浦半島は野菜の名産地。東京のフレンチの店長が早朝から買い出しに来るほど。また半島の東は東京湾、西が相模湾と魚介の多様性もある。それにシラスは目を見るとちょっと怖い。大量虐殺のように思える。

ということで、かき揚げ丼セット。



野菜のかき揚げだが、某うどんチェーンの野菜かき揚げのように全野菜を細く切って野菜の量を見かけ上多くみせようということはない。おおむね野菜を角切りにしているので、見かけ増量効果はなし。その分、食べ応えがある。鎌倉に来る観光客は、徒歩移動が多いので、量が多めなのかもしれない。

ゆっくりと食事をしてから、海岸を歩き、材木座海岸からゆるやかな若宮大路の登り坂を鶴岡八幡宮まで一気に登っていこうかと思っていた。何しろ「ドラマ鎌倉殿」である。時代は下って元弘三年(1333年)5月22日。つまり鎌倉幕府最後の日、稲村ヶ崎から上陸し、若宮大路を火と血の海にしながら鎌倉の町を灰燼とさせた新田義貞の気持ちを知ろうかなとか。

ところが、突然の雨が降ってきて野望は終了。次の目的地へは江ノ電に乗る。