ハンマーヘッドといっても

2022-02-15 00:00:26 | 美術館・博物館・工芸品
ハンマーヘッドというと、通常は釘を打つハンマーのこと。また、いわゆる石頭のことでもある。ところが、横浜港ではハンマーヘッドを観光地にしてしまった。横浜港の客船桟橋を大桟橋以外にも増設する際に港湾整備が行われた際、客船ターミナルのそばに目障りな大型クレーンがあった。それを壊さないで国の遺産という形で整備し、使うことはできないものの観光の名所として利用したわけだ。



これで、港内を北から南にかけて、帆船日本丸、ハンマーヘッド、氷川丸と、みせかけの三点セットができた。

そして、この位置から横浜名物のランドマークと観覧車とインターコンチネンタルホテルの三点セットを一緒に画像におさめる場所ができた。



海に突き出した桟橋には何色かの横浜市営バスが七台並んでいる。この中には黄色のバスが三台ある。ダイヤモンドプリンセス号長期係留事件の時、船内に幽閉された人々を最後に新横浜駅などで開放するのに使われたバスが、この黄色だった。

仕様は普通の乗り合いバスだが、すぐに街を走っても乗ってくれないだろうということで、車庫の片隅に置かれていたという話だったが、実は、ハンマーヘッドには三回目のワクチン接種会場がある。最寄駅からのシャトルバスに使われているわけだ。



このバスの列だが、桟橋上ではバスの向きは変えられないように見える。後進して並んだのだろうか。こういう場所で運転はしたくないなあ、と妙なことを考えてしまう。

そういえば、阪急交通社から「ダイヤモンドプリンセスの日本+韓国クルーズ」のお誘いがきていた。割安だったような気がした。