健康長寿のまち作りのハードル

2022-02-21 00:00:19 | 市民A
「健康長寿のまち作り」に関する書物を読んだのだが、意外なところに盲点があって、だいなしにしていることがあるそうだ。

順番に言うと、健康管理の基本は歩くことにより足腰の強化ということにつきるようだ(実際には人間ドックとか重要だろうが)。日本の町は400m~500mは歩くことを前提にしているが80歳台になると、200m歩くのさえやっとだ。

そうなると、ゆっくり歩ける町には遊歩道があって、ベンチに座れることが有用だ。

ところが、そういった原則から一歩も前に進めない。

原因は、ベンチ設置者の義務や権利に関係がある。なにぶんベンチというのは屋外に置き去りになる施設なので、雨や風にさらされ、屋内の椅子よりも劣化しやすい。具体的には錆びていきやがて壊れる。ベンチ自体が老化するならそれでもいいが、ベンチに座って休んでいるときに錆でポキット壊れ、大けがをする可能性がある。そうなると設置者であり管理者でもある市が責任を取らないといけない。

要するに、ネガティブ思考法。

健康の敵は、公務員ということになる。