和歌山ラーメンを勘違いしていた

2017-11-17 00:00:36 | あじ
和歌山のソウルフーズといえばラーメンだろうか。実は、あまり期待はしていなかった。というのも東京のある和歌山ラーメン店の味は、どう考えても平凡で醤油味が強く尾道ラーメンや旭川ラーメン、徳島ラーメンと区別がつかない。

ところが、事前にチェックすると、ネット上の口コミ(つまり本物の口コミじゃない)では、かなり超絶的感動を与える味らしい。特にJR和歌山駅から徒歩圏内の井出商店のラーメンが群を抜いているようだ。が、和歌山にいたのはそのお店の定休日。

駅の近くのラーメン店ベストテンを参考に駅ビル内のあるラーメン店に入店し、チャーシュー大盛のラーメンを頼む。和歌山の特徴だが、カウンターなどに置かれた巻きずしを食べてもいいことになっている(有料)。

wakayamaramen


これは東京で食べた和歌山ラーメンとは別物の素晴らしさだ。製法はよくわからないがダシは複雑な味である。叉焼も食べやすく刻まれている。麺は固ゆでの細麺。結局、スープ飲み干しということになり、巻き寿司に手を伸ばす余裕はなくなる。

もしかしたら、東京で食べてうまく感じないのは和歌山ラーメンだけではなく、尾道も旭川も徳島も同様で、単に三流ラーメン店がラベルを張り替えているに過ぎないのかもしれない。