庭には二羽鳥がいて、穴掘り

2017-04-17 00:00:01 | 市民A
毎年、春になると狭い庭に野鳥がきて、土の中の虫をさがしている。最近、雨が多かったせいで虫が動き出しているのかもしれない。

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二羽の嘴の美しい鳥が庭をつついていた。つがいだろうか。オスとメスの見分けがつかないので、それ以上考えることができない。

鳥の名前を3つ(カラス、スズメ、ハト)しか知らない人のために書いておくと、ムクドリだ。一応、漢字で書くと「椋鳥」。(念のためカラスは「烏」と書くが、「鳥」とは違う。京都には烏丸という地名があり、「トリマル」ではない。さらに念のため「カラスマル」でもないから。だからといってJR新橋駅の烏森口のことを「カラスモグチ」とは読まない。)

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ところで、ムクドリは必死に嘴を土の中に突き刺すのだが、なかなか虫を見つける確率は低いが、見つけるときは素早く嘴を動かして寸秒の余裕なく飲み込んでいる。職人芸だ。しかし、・・

突然、異次元の事に気付いたのだが、穴掘りをするのがムクドリだけでいいのだろうか。

「防空壕」


今時、防空壕の掘り方を知っている古老をさがすことはとてもできないだろう。我が拙い知識では、戦争末期の日本の防空壕は横穴方式が多かったが、それよりも米軍による北ベトナム空爆の時には「タコツボ型」の縦穴式防空壕が掘られ、そちらの方がいい結果を残していたはずだ。

そのためネット上で「防空壕の掘り方」を検索したのだが、横穴型の今でも現存する戦時中の防空壕の遺跡の画像ばかりであるわけだ。もちろん竪穴が70年以上残っているはずはないが。防衛省お勧めのタコツボの掘り方を公開してもらいたいところである。

ミサイル発射から到達まで6分ということで、あらかじめ穴を掘るしかないのだが、試しにスコップの先を地面に入れてみたら、冬眠中のトカゲが出てきて、思わず、・・・