将棋連盟会長は誰に

2017-04-22 00:00:21 | しょうぎ
来週4月27日に将棋連盟の理事選挙(正式には予備選挙)があり、立候補者10名の中から7名を選ぶ。会長は5月の総会で直接選挙で決めるはずだが、それまでのプロセスがよくわからない。旧来なら同日中に理事の互選で会長を選ぶはずだが、現在は会長候補を決めるということなのだろうか。しかし、その信任投票ではあまり直接選挙の感じにならない。当選した理事の中で、「私が会長をやります」という方が複数いて、「総会まで絶対に降りない」と宣言した場合、本格的な会長選挙になるのだろうか。

プロセスは置いておき、外野的にいうと、なったばかりの佐藤会長の続投なのか、緊急立候補した森内九段なのかということだろうか。

といっても各理事立候補者たちは、まだ選ばれてもいないのに誰が会長にふさわしいか、とか深く考えてはいないかもしれない。

ということでまず、理事選の方から勝手な予想だが、投票方式が一人7票記入ということで、いわば落選者選びというのが特徴だ。名前を書くのは憚られるといって、苗字のイニシャルで書くと、Sが4人、Mが2人、I、K、T、Wが各1名。投票論理を考えると、各自が立候補者を3分割で考えるのではないだろうか。「なってほしい人」「どうでもいい人」「なってほしくない人」。で、「なってほしくない人」を選ぶわけで、案外簡単なのかもしれない。7名も書かない人もいるような気がする。

無責任な個人予想だと、T、W、最も年長のSの3氏が危ないような気がする。

そして、会長候補選びは理事選挙の時の票数とか理事当選者の顔ぶれとかが大いに影響するだろうが、僅差のような気がするのだが、今の会長が「どうしてもなりたくてなった」のかどうかというような点も関係するような気がする。

前会長の失敗も某元都知事のように仕事を同年代の部下に任せ過ぎたことや、夫人Aと同じように森友学園の講演会に行っていたことにもあるのだから、二頭体制では危うい感じも漂う。


さて、4月8日出題作の解答。

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おなじ場所に3回桂を打つという筋だが、簡単に作ると、6手目が非限定になる。そこまで気にしないかどうかで駒数が変わってくる。

動く将棋盤は、こちら


今週の問題。

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バラっとした配置。あまり選択の余地なく進むので手数に比べると簡単と思う。

わかったと思われた方はコメント欄に最終手と総手数とご意見をいただければ正誤判定します。