超格安ツアーにご注意を

2013-05-20 00:00:05 | 市民A
最近、税関から、わたされた一枚の紙には、流し目(?)の制服女性がモデルになっている。制服好きな人には垂涎物かもしれないが、9.11以降セキュリティ管理が進んでいて、制服にはナンバーがついていて、流出した場合、元の所有者が判明する仕組みになっている。(だからこそ、レアだ、という考え方もあるが)。

owari


で、赤い文字で書かれているコトバは、

 あんた、「運び屋」したら人生終わりやで!

下の方に説明として、

重い罪で、厳しく処罰されます

知らなかったではすまされない!

不審な荷物は絶対に預からない


と書かれていて、当たり前のような話なのだが、最近、運び屋集めも巧妙になっていて、『格安ツアー』を装った手口が起きているそうだ。

たとえば、タイ旅行1万円とかで、条件として、帰りにちょっとした荷物を運んでくれればいい。中身はチョコレートだから、とかである。チョコレートが選ばれるのは、チョコレートの中に薬物を仕込むと、匂いが隠されやすいということらしい(真偽は不明)。

で、発覚すると、覚醒剤2.5キロで懲役7年罰金300万円ということだそうだ。これはあくまでも日本の刑罰で、国によっては死刑になることもある。

税関というコトバは「税と関」の合成語であるのだか、TPP等関税はどんどん撤廃の方向にあり、「関所」分野に傾注していかないと、存在価値が低下していく集団なので、取り締まり強化は必然的に進行していくようだ。

ところで、麻薬捜査には犬が登場するのが一般的なのだが、そういう分野にはIT技術が及ばないのだろうか。匂いの感知というのは大脳の働きの一つなのだろうが、将棋のプロ棋士もコンピューターにかなわなくなった時代でも、犬の鼻には負けるということだろうか。プロ棋士は犬以下ということになる。