人間敗れても、同情の声なしか

2013-05-18 00:00:37 | しょうぎ
コンピューターとプロ棋士の対決が終わり、世間の評判はどうなるのだろうかと思っていたが、一向に棋士に同情する意見は出てこないようだ。

プロもコンピューターに頭脳ではかなわない時代になったのだから、株の自動取引ソフトを個人が使用しても何の問題もないというような意見を読んだこともあった。

思うに、人間の思考は大して進化しないのだが、コンピューターの速さは日々改良されるのだから、時間の問題に過ぎなかったわけだ。

そして、アマチュア愛好家の眼にも、「将棋が強いだけで、人格に書けるような人達を尊敬できるか」という思いがあったわけだから、「ざまあ○○」という気持ちになる人も多いだろう。

三浦八段が敗れた第5局などは、三浦八段の大局観が、思慮浅かったために間違っていたとしか思えない展開だったわけだ。現代将棋で異次元の大局観を持っているのは、羽生・森内の二人ということになるのだろうが、まず指さないだろう。

今回の企画で将棋連盟がどれだけ潤うのかは不明だが、新聞棋戦の契約料なんか確実に下がるだろう。あるいは、コンピューターも棋戦に参加するのかもしれない。


さて、3月30日の出題作の解答。

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今週の問題。

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15手詰を予定している。

わかったと思われた方は、コメント欄に、最終手、総手数、酷評を記していただければ、正誤判断。