千葉県の海って水族館?

2013-05-17 00:00:05 | あじ
千葉市の海浜幕張地区というのは、もうほとんどの住民は新千葉人で、大多数は東京へ出稼ぎ(いや、「通勤」と言い直すべきだ)に行っている。もともと五十年ほど前は、海だった場所で、アサリや海苔の養殖をしていた場所に土をかぶせて、その表層の上に住宅地を造っている。あと二回くらい大地震で揺さぶられると、液状化も終了し、硬い地盤になるだろう。約100年後か。

で、その近くにスポットの仕事があって、打ち上げに駅前で軽く会食をしたのだが、千葉県館山産(あくまでも水揚港)にこだわった和食を提供するお店に入る。

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で、さっそく刺身の盛り合わせを注文すると、予期していないようなコンビネーションが盛り付けられてきた。何しろ、オカシラが2柱である。見慣れぬ不細工な顔についてバイト店員に聞くと、「ブダイとイシダイ」ということだそうだ。イシダイは知っているが、ブダイというのは知らなかったのだが、沖縄の市場で見かけた記憶があった(イラブチャーというらしい)。

さらに、珍味が、皿の右手前にならんだ握り鮨だが、「マンボウ」だそうだ。さらにマンボウの肝が添えられている。マンキモとか言うのだろうか。

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私は、マンボウを食べたことがあったが、同行の各人は未体験らしく、神妙に味わっていたが、私は、同じような味なら「ツブ貝」の方が好きだ。

ブダイの身は、白というよりもピンクであり、柔らかいようで、噛むと肉の奥の方がしっかりと硬い。人間の場合、こういう筋肉は肩凝りになりやすい。マッサージ店でよく言われている。

そして、なんとなく思うのだが、館山は、陸も海も沖縄のような亜熱帯になったのだろうと感じてしまうわけだ。


そして、夜の高速バスで、場所を移動。茨城へ。

茨城某市で聞いた話は、かなり生臭い話だった。市町村合併の時の裏約束として、大きいほうの市長は2期8年勤めたあと、小さいほうの町に市長を譲るということだったが、実際には3期目を目指すらしく、小さいほうの町が大騒ぎをしているようだ。数が多い方の市長は、数に任せて「かかってこい!」というようなスタイルらしい。

そもそも、選挙には誰でも立候補できるのだから、とんでもなく方向違いの話だ。さらに、憲法改正についても同じような話だと、・・・困る。