肖像ケン

2009-04-29 00:00:24 | The room of Sora
sora旅行中に飼い犬を預けていたら、さっそくペットホテルのホームページのモデルに使われてしまった。肖像権というのは、人間だけに適用されるのか、あるいはペットにも適用されるのか、よくわからない。

もっともペット屋にすれば、預かっている期間中に、ホームページにアップしているのは、旅行先でパソコンを開けば、預けた犬がどういう状態であるかわかるのだから、気になる飼い主に対するサービスということらしい。

が、旅行先のホテルではネット環境に問題があって、結局、見ることができなかった。まあ、島だから・・

旅行から帰ってきてから、毎日の画像をチェックしてみると、散歩には行っていたようである。体重は、僅かに増加(犬も私も)。ドッグフーズやおやつもその店で買っているので、知らぬ間に、新種のおやつの餌付けでもされているのではないかと疑っているが、今のところ、確認できない。犬に聞いても、口裏を合わせているだろう。

そして、このペット屋のオヤジだが、実は、元の会社で部下だった男。会社をやめた後、紆余曲折の末、総合ドッグ産業を興す。本業は「家庭犬のしつけ」で、「犬の幼稚園」を開いていて、住宅地の中の小規模マンションの一階を借り切って、放し飼いにしている。顧客層は私を除いて、高所得家庭に限定すべく、各種サービスの定価は、普通のショップの約2倍である。例えば、ホテルの宿泊単価は一泊素泊まり1万円であるから、自分の旅行代金と同じ位になってしまう。散歩、無料幼稚園、デイリーレポート付き、ただし、フーズは持ち込みである。

今は、高級住宅地の主婦達に対しては、もみ手でお愛想を並べているが、彼の触れられたくないだろう過去を知る者としては、「(口止め料として、)もっとサービスあってもいいんじゃないの」と言いたいところではあるのだが、どうも、最近は「もみ手、お愛想並べ」の罠にはまっているような気もしている。