「えびめし」って

2009-04-27 00:00:58 | あじ
ebimeshi総理大臣が記者会見をして、「えびちゃん」知ってますか?という妙な街が東京だとすると、西日本にある、某県庁所在地の一角で流行っているという噂の食べ物がある。

えびめし。

さっそく、トライ。

見た目は、「そばめし」と同じである。

と書くと、「そばめし」の説明が必要になるのだが、「そばめし」はソース焼きそばのそばの量を半分にして、残りをめしに換えたものだから、味はきわめてソース焼きそばに近い。

えびめしの色は、どうみても「ソース焼きそば」、「そばめし」と同じだ。

ほぼ、疑いの念を捨て、スプーンで一口。

まったく違っていた。

少し奇妙な味なのである。

あきらかに感じるのは、カレー味。ドライカレーの味が半分である。

残りの半分がよくわからない。広島焼きで使われる甘口ソースの味も感じる。若干、香草的なスパイスの匂いもある。

色も不思議だ。カレーなら黄色味が強いはずだが、もっと黒い。

単に私見だが、あまり好きにはなれなかった。調理が下手ということではなく、微妙な味があまり好きじゃない。カレーであるなら、毛髪の先まで電気が走るように辛いのが好きだし、甘口ソースなら甘く、辛口ソースなら辛く。まあ、きょうは焼きそば、明日はカレーと食べればいいのではないかと思うだけである。

なぜか、白い皿ではなく、デザインの入っている皿に載せられていたので、画像を見るとどこの店かわかるようになっているので、これ以上の評価は書かないことにしておく。

今後の流行の広がりを予測すると、徐々に流行地域を拡大するのではなく、例えば、札幌、仙台、さいたま、千葉などの人口は多いが、東京的にはなり切れず、さらに、町に土着的な味がないような場所に散発的に出現するのではないだろうか。