焼鳥屋「鳥徳」大繁盛

2007-04-25 00:00:02 | あじ
27d79bd1.jpg茅場町の「鳥徳」に行く。本当は、茅場町方面はよく知らないのだが、先日、取引した小企業の方から、「行きませんか?」と電話がある。この電話のお誘いというのも断りにくいもので、メールなら断る理由を探したりできるのだが。「近所に旨い焼鳥があるんですよ。おおたさん、鳥OKですよね」と強引だ。しかも、鳥OKなのだ。

27d79bd1.jpg予約してもらっていたので、日比谷線北千住行き最後部に乗り、茅場町駅の後ろの改札を出ると、地下鉄駅内に地図があるのだが、銀行とか交番とともに「茅場町鳥徳」も地図に記載されている。人気店で、大勢が駅員に道を聞くので、地図に書いてしまったのだろう。すぐそばだ。しかし、木造2階建てだ。焼物の店で、木造の2階というと、いざという時に危ないのだが、二階の窓の位置を頭に入れる。二階から飛び降りた場合は生存率はかなり高い。店頭には多くのお客様が並んでいて、電話一本しておけば席が確保されるのに、鉄砲玉のように人気店に行ってもなかなか入れない。

店頭に並ぶ人たちに「悪いねえ」とか言いながら二階の予約席に行くと、ちょうど、さっき確認した窓際の一卓。火事になっても1秒後には脱出できる。もちろん、そのうち足元が危なくなるところまで飲めばダメだ。


27d79bd1.jpg一緒に行った人が、「塩かタレだけど、塩はかけ過ぎだからやめた方がいい」というので、何でもかんでもタレで焼くことになった。本当は、手羽と正肉の二種類があれば、後は何でもいいのだけど、あれこれと注文してくれた。最初に、「レバーとか砂ギモとか皮とか大丈夫ですか?」と聞かれたのにもかかわらずで、それらが出てこなかったのは、どこかに誤解があったのだろうか。しかし、10分ほど待って登場した完成品はなかなか美しくない。味の要素の中の「みかけ」の部分を取捨してしまったのだろう。

27d79bd1.jpgそして、旨いかまずいかということなのだが、実際、うまい鶏肉というのに最近出会ってないからか、よくわからない。ブロイラーではない。結構、身が引き締まっている。肉の味は薄口だ。以前、赤坂の有名な焼鳥屋のあるじに聞いたのは、茨城県の天皇家御用牧場の隣の牧場から仕入れているという話だったが、鶏でも御用牧場があるわけだ。もちろん水準より上なのは間違いないのだが、「秘境の味」というところまでは行かないような気がする。

今度行く時は、「レバーと砂ギモと皮」を食べてみようと密やかに決意したわけなのだ。さらに、メニューの中の昼の親子丼も頭の中のブックマークに登録したのだ。



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