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碑にはこう書かれている。
明治十五年十月十日 日本銀行はこの地で開業した
明治二十九年四月 日本橋本石町の今の地に移転した
創業百周年を記念して この碑を建てる
昭和五十七年 十月 日本銀行総裁 前川春雄
記念というには短い期間だったようだ。13年半。建物は洋館であるが、木造風である。もしかすると、銀行強盗とかにやられたのだろうか。それに、どうみてもこの碑は墓石のような形なのだが、どうしたことなのだろう。何となく、花でも置いてみたくなる。
![c03c4aaa.jpg](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/30/a39bb68577c3c4a2378f066c2a69f15d.jpg)
よほど、竹中時代のゼロ金利政策で痛い目にあったかのごとく、「日銀の独立性」とか声高に叫んでいるが、冷静さを欠いているように思える。金利と景気とインフレというのは、関連があるようで、きちんとした均衡理論があるわけでもなし。円はドルのような世界通貨でもないのだから、・・。
ところで、日本銀行は、ジャスダック市場に上場している。取引単位で1000万円くらいだから、簡単に買うことができるのだが、妙なことに株式会社ではない。出資証券というもので、55%が日本国で残り45%が流通しているのだが、大部分は個人が所有しているそうだ。実際、値動きはかなり激しい。しかも、ほとんど取引されていない。かなりバクチ的な証券である。
日銀が、あまりに利上げにこだわる本当の理由について、考えてみたのだが、「国債のビッゲストホルダー」ということに関係するのではないだろうか。現在では多くを買い込んでいるわけではないだろうが、期日で償還される分相当額は買いつないでいると思われる。つまり、国債利払いを高くするためには、金利を上げればいい。その結果、日銀の収支がよくなっていき、日銀マンのボーナスが増額されるということなのではないだろうか。と邪推してみる。
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しかし、彼を上回る有名人が日銀出身であったことは、意外に知られていない。
半井小絵さんだ。彼女はNHKの社員ではないのだ。元日銀レディで、気象予報士の資格取得後独立。どうして、日銀から気象予報に興味を持ったのかはまったく謎なのだが、日銀の経済分析というのは、おそらく天気予報のようなものなのだろう。