監督探しは?

2004-12-19 14:32:46 | スポーツ
サッカーキリンチャレンジ、日本ードイツ戦は、まったくぶざまな形で終わった。0-3。まあ、選手がそろわないというのは、ジーコの言い訳なのだろう。あまった材料で料理を作れって?チャーハンしかできないよ。と言うかもしれないが、それにしても、もう少し普通にやったらどうなんだろうという気がする。3人一緒に交代させて混乱を招いたり、FWの起用でも、高原、鈴木でスタートして玉田、大久保で終わったが、どうせ4人使うなら組合わせ方が違うのじゃないかなって思うし、楢崎、稲本といった故障あがりの選手の調整のような試合だ。戦術的には、バラックを自由放任主義にしたのが最大の敗因だろうが、それは誰の責任だったのか明確には見えない。

ずーっと前からジーコに気になっていることは、三都主と小笠原への過度の肩入れである。きのうの試合でも、三都主のフェイントは一度も相手をかわすことはなかった。中村俊輔のフェイントは本物だが、三都主のはフェイントのマネだけだ。動いているのはボールではなく、自分の方だ。俊輔よりうまいのは、PKとポルトガル語だけだ。それとブラジル代表のロベルト・カルロスもみかけほどではないような気もしているが、サントスも同じだ。代表戦以外ではあまり走らない。三浦の方がいい。

ジーコがなぜ小笠原を多様するかだが、ジーコの現役の時と同じようなプレースタイルだからではないかな。体格も似ているし。

それと大久保はもうNever returnでいいかな。そしてジーコもドイツ大会じゃ無理かな。Never return。それでは、誰が?と言うと、「ヒディング」に予約入れておいたほうがいい。なにしろ2大会連続でベスト4だ。実は、韓国でも監督人選は右往左往だ。現在はボンフレレ監督だが、こちらもドイツ戦がある。不調になれば韓国国内からまたしてもヒディング期待論が出ると、横取りできなくなる。予約は早めにということだ。

韓国といえば、Kリーグの仁川を前園真聖(31)が脱退することになった。彼は1992年に鹿児島実業からフリューゲルスへ入団、95年のアトランタ五輪主将の時がもっとも頂点で、その後フル代表にもなったが、ポジションがなく、97年にヴェルディ、以後ブラジルのサントスFC、2000年湘南ベルマーレ、2001年ヴェルディ、2003年安養LG、2004年仁川と転々である。そして来年は?

そして、前園のスタートラインだった横浜フリューゲルスは1999年に解散。同じ横浜のマリノスに吸収される。オリックスに吸収される近鉄と同じだ。人気についても野球と同じで吸収されるほうが高かった。個性的な選手が多かった。そして1999年の廃止後は選手は各クラブに散らばり、フリューゲルスのファンはすっかり冷めた評論家になってしまった。実は、今回のドイツ戦でも当時の解散メンバーのうち3人が登場。楢崎、遠藤、三浦だ。

アジア予選で心配なのは、某国戦の前後に、地球の裏側の国籍の監督からの「無神経な一言」でミサイルの発射準備が始まることなのだがね。