人気blogランキングへ 今日は都内で会議で先ほど帰ってきました。暑い一日でした。
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いよいよ組み立てですが、ご覧のようにバルブスプリングとフレームの間は狭いですから、本来は専用のバルブコンプレッサーを使うのがメーカーの指定作業方法になっていますので、知恵の輪的作業になります。
これも画像では分かりくいのですが、矢印はREAR HEADと刻印がされています。裏側にはFRONT HEADとありますので、使用場所に合った表示が上になるようにしてください。
ガスケットを載せてから、インナーロッカーカバーを差し込んで、スペーサーを入れながら矢印のボルトを差し込んでおきます。
プッシュロッドのカラーコードに注意して、ロッカーアーム、ロッカーシャフトを組み込みます。
矢印はロッカーシャフトの回り止めの切り込みですから、位置に気をつけないとボルトが入りません。
インナーロッカーカバーは矢印のようにまだ浮いています。5/16インチのボルトを締めるのはとりあえずココまでにしておいて、他の1/4インチのスクリューを仮締めしておきます。
インナーロッカーカバーが浮いているのは、ハイドロユニットが開放されているためで、内部にオイルが残っているので、ロッカーカバーを固定するとその分バルブが押されます。
*カムの位置は圧縮上死点付近でなければなりませんが、ピストン位置は上死点を外す必要があるのは、こうした理由で万全を期するためです。
5/16インチ径のボルトは20~26Nm,1/4インチ径の6角頭スクリューは14~19Nm、キャップスクリューは10~13Nmで対角線に締めていきます。
締め終わって数10分経つとハイドロユニットのオイルは抜け、プッシュロッドは画像のように指で回すことができます。これを確認すればクランクを回すことができますから、次のシリンダーの作業に取り掛かれます。
あとは一番上のカバーを取り付けるだけです。
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