人気blogランキングへ 真冬の雷にビックリですが、20℃の気温にも驚きです。
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パブコメ発表!!
このブログでは度々紹介していますが、国土交通省のプレスリリースにおいて表明されている「道路運送車両法保安基準告示の改正」のパブリックコメントがいよいよ発表されました。
パブリックコメントの募集
社会問題と化した自動車などの騒音問題の元凶は”消音装置”であるとして、従来では規定がなかった使用過程車などの消音器変更車について、新車規制と同等の基準を設けようとするものです。
それでは「マフラー認証制度」がどのように関わってくるかを確認してみましょう。
元々、装置型式指定という規定があり、定められた装置ごとに基準を満たし指定を受けた構造や性能の均一性まで求められ、検査結果を1年保存する義務まである厳しい規則です。最近ではチャイルドシートが組み入れられています。
マフラーに識別記号?
排気騒音の測定方法には近接、加速、定常とありますが、一番簡便に行えるのが近接測定法です。しかし、現実に周囲に迷惑を掛けるのは加速騒音であり、これを厳密に測定するのにはテストコース(日本に数箇所)が必要です。
路上での取り締まりや継続車検でのチェックには加速騒音の測定は無理であるがために、合法であるか否かを判定可能にするべく、純正以外の消音器には装置型式指定を受けたものには所定の識別番号を表示義務をするとしています。
更に内部構造にまで言及してあり、グラスウールなどの材料は耐久性の確認が必要です。
「BT.pdf」をダウンロードを開くと内容が読めます。
ベタータイム誌は編集長の森田氏が長年に渡り、時には有益な情報、時には疑問を投げかけ2輪業界の発展に寄与された、ワタシの敬愛する方です。
今回のパブコメは、森田氏が心配されるように業界に大打撃を与えるものなのは勿論ですが、ユーザーにとっても選択の余地が無くなってしまいます。
目標「やめたい人がやめる」 喫煙率引き下げで厚労省 業界が反発…「数値」なし
12月27日
喫煙率の引き下げに向けた数値目標の設定を検討していた厚生労働省の厚生科学審議会地域保健健康増進栄養部会(部会長・久道茂宮城県病院事業管理者)は26日、「喫煙をやめたい人がやめる」との目標を、平成22年度までの健康づくり計画「健康日本21」へ新たに盛り込むことを決めた。目標には禁煙希望者の割合を付記する。 |
これはヤフーニュースからの引用ですが、直接較べるのは無理としても「個人の嗜好品」がそれほど認められるものなら・・・・という思いもいたします。
ともあれパブコメの締め切りは、年が明けて1月いっぱいですから急がなくてはなりませんけれど、業界に大打撃を与えかねない、ユーザーにも選択の余地がなくなるほどの厳しい内容の改正案ですが、これが実際に騒音問題の早期の解決になるかは大きな疑問があります。次回から緊急特集として続きます。
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H20年以前の車両についても「形式について指定を受けた消音器」が付いていないと車検も街頭検査も通らない、と読めるのが気になります。
あと軽二輪の検査の流れも。。。
ピストンさんによる解説に期待します!!
まず最初にやるべきは現在の法を使った「摘発」であり、それを飛び越えて改正と言われても、となるのですが、その流れも受け付けないユーザーは結構な数いそうですし、パブコメに書き込む意見を考えれば考えるほど、難しいんですよね。
一ヶ月あるんで、ヒステリックにならない、論理的な文章を書けたらいいんですが、現実と遊離しちゃうのが自分でも分かる分、なかなか・・・落としどころが難しいですね。
近年車検の消音機装着事項を緩めに見てきた部分と街頭の排気音の規制は、ダブルスタンダードの観が否めなかったのですが、さらにこう来ると、単なる音量規制より、所謂環境規制よりに働かそうとする物なんですかね~?。
ある意味自由と自分勝手を履き違えてきたツケではありますが、正直者が馬鹿を見るになりそうな観はあります。
ただ今回は特定の違反者ではなく、業界そのものに規制を求めてきていますから、メーカーは長いモノには巻かれてしまうかもしれませんね。
近年のHDディーラーの動きを見ていると
逆にHDJはコレを逆手に型式認定を取れるようにしたいかもしれませんし、業界がそれぞれのシワクで動きそうな気配もあるし、ユーザーサイドは何を求めるか、現実的でパブリシティーの高い要求を打ち出さなければ、ただの負け犬の遠吠えに
なりかねません。
ただその要求がドコに的を絞るべきか難しいところです。
恐らく音量的な問題は、非常に難しいと思われるので、デザイン的な自由度と、趣味性の部分しか争えないのではないでしょうか?。
以前から音量と燃焼の問題は相容れない部分がありますが、デザインはともかく
性能的にエボビューの消音システムのようなものができるなら、音量と性能向上の部分は歩み寄れるのではないかと、常々考えています。
エボビューのマフラーとエアクリーナーボックスはHD外部の音響屋が作ったと聞いていますが、ある程度メーカー側がアフターマーケットに対し、追認できるような形ができるなら、ハーレーの純正指定ではありませんが、粗悪なものは排除され、良いものは残せるように思います。
今回の国家認定の問題は、公共性においては恐らく、覆すことは非常に難しいと思いますが、業界内に違った道筋を作るには、逆に良い機会と捉えることができるかもしれません。
あ~でもそうなると、メーカーのディーラー権締め付けが更にキツくなって、個人販売店の死活問題になりかねませんね。
さてどうしたものか?。
騒音に対する市民からの苦情が50件~60件、いよいよそれに対して国が対応を図ろうということですね。 一体どれくらいの割合で不快と感じるレベルの騒音を出しているライダーが居るのでしょうかね。
例えそれが10%、そんなに少なくなかったとしても、ライダーではない方や興味の無い方にとっては、それが全体に思えてくるのかもしれませんね。
今回の改正は施行されれば業界にとって大きな経済打撃を与えるのは目に見えていますが、それに加えて排気音で個性を出すという、バイクの趣味性の大きな一旦を担う魅力ある部分が、失われていく事は、単純に二輪ファンとして重大な事です。
メカニックとしても、業界の衰退を引き起こす起爆剤になりかねない、規制はやはりいつも懸念材料です。 とは言え逆に開放へと向かった規制も多くあるのは事実でもあるし、今回の事も全体の中の一人として受け止めていかなければならない事なのかもしれません。
一部の悪いライダーイメージを払拭できるのは、同じくライダーでしかないですよね。
時折、バイクの魅力はマフラー以外に他にもあるだろうという意見も聞きますが、正論ですが、どうも”臭い物に蓋”的で素直に飲み込めませんね。
パブリックコメント、出来るだけ提出したいと思います、力なき文でもコメントしないよりは力があるかと思いますし。
次回の記事を待ちます。
それでも家人にはうるさいと感じられているようですから、音量に関してはアフターマーケットどころか新車の音量も規制されて行くのは仕方がないのかもしれません。
私自身は音は小さくてもかまわないので、音質というか音色というか、そういったものは楽しめるようにしておきたいですね。
今日は改正案を解説しようと努力したのですが、コピーペーストがうまくいかず断念です。どうもこのブログ人も言うことを聞かなくて困ったものです。
あ、一つだけ。Gotaroさんの心配している遡及は今回の改正案では見送りです。
ただ私が疑問に思うのは何故今なのか という点です。四半世紀前の暴走族全盛期ならいざしらず、現在風潮としての騒音,暴走行為等の問題は二輪、四輪を問わず沈静状態で何を今更、というのが実感です。私にはもっと別な、まるで現在流通している中古車は出来るもの全てスクラップにして新たな消費を促そうとする見えない力を感じられずにはいられません。
オノレ等のシノギの為に我々の嗜みを合法的に奪うっちゅうんやったら、こっちにも考えがあるで。と妄想せずにはいられません。
コメントありがとうございます。
>人の生活を犯してまでの愉しみを”趣味”と片付けるのは厚かましい限りです。
ごもっともです。
>何故今なのか
検討委員会が設置されたのが、苦情などがピークの時だったと思います。
>・・・新たな消費を促そうとする・・・
う~ん、サスガにこれは無いと思いますが・・・。
これからもコメントお願いします。