昨年来懸案になっていた、騒音規制についての新しいパブリックコメントが募集されています。コチラ
以前は”道路運送車両法施行規則等関係規則(自動車騒音関係)の一部改正に係るパブリックコメントの募集について”でしたから、タイトルも一新して、ズバリ”マフラーの規制”となっております。
以前と大きく変わった内容は、平行輸入車と使用過程車の規制値が新車基準と同一にされる部分が、実情に近づいたことでしょうか。
この背景には、国際基準調和(WP29)という作業が進められていて、騒音関係のみならず、排ガス規制もグローバル化されつつあることです。
携帯電話が”ガラパゴス化”されているとよく言われていますが、自動車やバイクの生産と流通がグローバル化されている現在では、日本国内仕様が諸外国との違いが大きければ、国内ユーザーの受ける不利益も大きくなります。
ですから、国際基準調和はメーカーだけではなく、ユーザーにも朗報だと言えるのではないでしょうか。
ワタシは2輪業界には長く関わっていましたから、騒音問題の根っこが何処にあるかは承知しているつもりですので、法律で根絶(違反車両を)しようとすると、バイク自体が絶滅されてしまう危惧をもっていました。
また、今回の改正案の中にも”遡及”を匂わせています。しかし、規制外のマフラーの製造と流通に関して言及してありますから、関係省庁の決意は固いと想像できます。
ですから、過度のうるさいマフラーから端を発したこの問題からすれば、今回の規制案は妥当と思われ、それでも、前回の規制案から後退したと感じる方からはクレームもでると思います。しかし、本当の原因は法律のみならずモラルを踏みにじった一部の行為によるものですが、類する議論(次元は異なりますが)、携帯電話は子供に有害だから禁止せよ等の理論が出てきてしまいます。
話は違いますが、食品偽装に出てくる社長のパターンはどうして同じようなのか?テレビでみるインタビューの映像でもウソが丸見え!
いずれにせよ、道具はうまく使ってこそ有用なのですから、その時代や世相に合った使い方をしてもらいたいものです。
スーパートラップなどは容易に変更できるもの、の範疇にはいりそうですね。
公道においての取り締まり強化なしにはスクーターや、外国産高級車をはじめとする迷惑な爆音の排除はあいかわらず難しそうですね。
国際的な規制値と調和を図ったことは評価すべきです。
国内の型式認定においても国際基準に合わせて欲しかったのですが、さすがにそこまでは高望みですね。
本来は厳しく取り締まりさえすればここまで規制強化しなくてもいいはずなのですが、それができないがゆえの施策です。
耐震偽装問題でもそうですが、「羮に懲りてなますを吹く」ようなことはなんとか辞める方向でいってほしいですね。
思ってたより記事が増えてて、
休憩時間フルに使って楽しませてもらいましたw
よし!!お昼も頑張って仕事に精を出します^^
また遊びにきますね♪勝手にお気に入りに登録w
息抜きさせてくれてありがとうございました☆
ワタシ個人としては、評価できる内容です。
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>公道においての取り締まり強化なしにはスクーターや、外国産高級車をはじめとする迷惑な爆音の排除はあいかわらず難しそうですね。
取り締りも強化されるそうですが、容易にするための認証制度ですね。
NARAmasa さん、
>マフラー認証機関のあてがあるのでしょうか?
2輪関係は大丈夫だと思います。
国際基準調和は作業が進められている途中ですから・・・・。
その前に電気のほうが普及してしまうかも・・・しれません(笑。
いまいち取材不足な面が否めない記事で、使用過程車の問題にも言及していますが、そもそも違法改造車の摘発がされていない実態には触れていません。
新聞記者も素人ですので、適切な報道をしてもらうためのなんらかの情報提供が必要と思います。
産経新聞の記事は見ていないので、何とも言えませんが、どちらにしても”確信犯的”な存在は如何ともしがたい面があります。
バイクの騒音(マフラーとオーディオ)関係の記事が続くのはなんとなくいやですねー。
確信犯はどうしようもないですね。どんな静かなオートバイを作っても音を出させるでしょうから。
私はバイクのオーディオ装備は理解できませんが、確かに立て続けに新聞で取り上げるのはイヤな感じです。