三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

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「ロシア軍の死者15万人 仏推計」

2024年05月05日 | 国家・社会
「AFP」 2024年5月4日 12:22 発信地:パリ/フランス
■ロシア軍の死者15万人 仏推計

【写真】フランスのステファヌ・セジュルネ外相(2024年4月30日撮影)。(c)GIL COHEN-MAGEN / AFP

【5月4日 AFP】フランスのステファヌ・セジュルネ(Stephane Sejourne)外相は3日公開のインタビューで、ウクライナ侵攻によるロシア軍側の死傷者は50万人で、うち15万人が死亡したとの推計を公表した。
 独立メディア「ノーバヤ・ガゼータ欧州(Novaya Gazeta Europe)」のインタビューで語った。同メディアは2022年2月にロシアがウクライナに侵攻して間もなく、ロシア独立系紙ノーバヤ・ガゼータ(Novaya Gazeta)の亡命記者らによって立ち上げられた。
 セジュルネ氏は「欧州とそのパートナーは、必要な限り団結し、断固たる態度を取り続ける。ロシアの軍事的失敗は既に明らかだ。われわれはロシア軍の死傷者は50万人で、うち15万人が死亡したと見積もっている」と語った。
 「これはいったい何のためなのか」「一言で言えば、無駄だった」と続けた。
 ロシア軍の死傷者数について、同国側は公表していない。
 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は今年2月、18万人が死亡したと発表した。
 英国は、約45万人が死傷したとの推計を公表している。
 英BBCは4月、独自調査を基に、5万人超が死亡したと報じた。


「The Hankyoreh」 2024-05-03 07:44
■「幽霊都市」を作るロシアの焦土化戦術…ウクライナ東部の拠点、灰の原に
 ドローンの映像を公開…人影消えたチャシウヤルの姿 
 「水・電気の供給途絶えてから1年…住民1万2千人から682人に激減」 
 「昨年占領された近隣都市のバフムトに類似」

【写真】ここ数カ月にわたりロシア軍の集中攻撃を受けているウクライナ東部の主要都市チャシウヤルのマンションが爆撃を受け、廃墟と化した=チャシウヤル/ウクライナ警察・AP・聯合ニュース

 ロシア軍がウクライナ東部戦線の核心拠点とされるチャシウヤルを占領するため猛烈な攻撃を続け、一時は1万2千人以上が暮らしていたこの都市が廃墟と化した。
 AP通信は1日(現地時間)、ウクライナ警察が先月29日にドローンを利用して撮影したチャシウヤルの映像を入手し、この都市内の建物のほとんどが破壊されたことを確認したと報道した。住居用住宅と市政府の建物の中で完全な形で残っているものはほとんどなく、ほとんどが黒く焼けて崩れ落ちていたと、同通信は報じた。
 この都市内のあるマンション集合地は爆撃を受けてあちこちに穴が開き、かなりの部分は瓦礫の山へと変わっていた。黄金のドームで飾られた教会の建物はかろうじて形を保っていたが、建物のあちこちが壊れていた。この映像では住民や兵士の姿はほとんど見られず、破壊された建物の間にできた道を歩く男性一人の姿が映っていただけだった。
 戦争勃発前には1万2千人が暮らしていたこの都市が廃墟と化したのは、ロシア軍の焦土化戦術のためだ。ロシア軍はウクライナ東部戦線で占領目標都市を完全に破壊し、人が住めないようにする戦術を駆使している。
 AP通信は、チャシウヤルの惨状が、昨年5月にロシアが占領した近隣都市のバフムトや、今年2月に占領したアウディーイウカと類似していると指摘した。ロシア軍は二つの都市を占領するため、数カ月にわたり集中的な包囲攻撃を行ったが、チャシウヤルでも兵力2万人以上を動員して同様の作戦を展開している。
 チャシウヤルは地上戦が集中しているドネツク州の中部地域の高地帯に位置している。このため、ロシア軍がこの都市を占領した場合、ドネツク州西部地域を守っているウクライナ軍に対する攻撃がはるかに容易になる。
 ドネツク州のバディム・フィラシキン知事は同日、ウクライナの放送番組に出演し、人口が1万2500人以上だったこの都市の状況が悪化し、現在住んでいるのは682人だけだと述べた。さらに、残っている住民たちは1年以上水と電気の供給が途絶えた状況で暮らしているとし、救護活動に乗り出すことも難しいと語った。
シン・ギソプ先任記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
韓国語原文入力:2024-05-02 19:45


「中央日報日本語版」 2024.04.23 17:57
■「ロシア、クリミア半島に100キロメートルの防衛線設置…遺跡まで掘り返す」
 ロシアがクリミア半島に大規模防衛線を構築しているという分析が出てきた。クリミア半島はロシアが2014年に強制併合したウクライナ領土だ。ウクライナ政府行政組織である「クリミア自治共和国ウクライナ大統領代表部」は22日、報告書を通じて「ロシアがクリミア半島の黒海沿岸に最近構造物を増やしている。2~3月に新しく建てた構造物の長さだけで100キロメートルを超える」と明らかにした。
 報告書によると、ロシアは防衛線を構築して自然保護区域と遺跡などの観光地を掘り返した。セベルネ村に残っている古代定着地の上に海岸防衛要塞が作られたと強調した。ロシア海軍がクリミア半島周辺海域で潜水艦やサボタージュ(破壊工作)対応訓練を頻繁に実施しているとも付け加えた。
 ウクライナはクリミア半島に特殊部隊と無人機(ドローン)を動員したゲリラ式攻撃を続けてきた。ウクライナ軍は21日、クリミア半島に駐留するロシアの黒海艦隊所属救難艇を攻撃し作動不能状態にした。
 17日にはクリミア半島北部の飛行場を爆撃し、ロシア軍のS400対空ミサイル発射台4基を無力化した。先月24日にはロシア軍黒海艦隊司令部があるセバストポリ港に大規模ミサイル攻撃を加え揚陸艦2隻を破壊した。昨年7月に爆発物を搭載した無人艇(水上ドローン)でクリミア半島とロシア本土をつなぐクリミア大橋を打撃したりもした。

◇プーチン氏「南北輸送回廊、関心がある国招待」
 一方、ロシアのプーチン大統領はこの日バイカル・アムール幹線鉄道(BAM)着工50周年行事で、国際南北輸送回廊「INSTC」の開発に関心がある国をすべて招くと明らかにした。プーチン大統領はこの席で「BAMがソ連の全共和国の利益に向けた建設プロジェクトになったように、国際南北輸送回廊も最も広い国際協力の模範とならなければならない」と強調した。
 BAMはシベリア横断鉄道幹線のひとつで、東部シベリアと極東地域を結ぶ。INSTCはインド、イラン、ロシアの3カ国をインド洋とペルシャ湾、カスピ海などを利用する水路と鉄道などを利用して連結する複合輸送回廊構想だ。
 この日の行事にはアゼルバイジャンのイルハム・アリエフ大統領が参加した。アリエフ大統領の父のヘイダル・アリエフ前アゼルバイジャン大統領は旧ソ連時代にBAM建設を監督したことがある。
 プーチン大統領は「BAMとシベリア横断鉄道をアップグレードする事業に参加するパートナーに急速に成長するアジア太平洋地域市場に対するアクセス性を提供する準備ができた」としてアゼルバイジャンがこの事業に参加していると話した。また、BAMのおかげでシベリアと極東地域を開発する大きな機会を得られるようになったと付け加えた。
 プーチン大統領は行事に先立ち、アリエフ大統領とロシア大統領府で会い、コーカサス地域(ロシア南西部、アゼルバイジャン、アルメニア、ジョージア一帯)の安全保障問題を話し合った。両国の首脳会談は17日にロシア大統領府がアゼルバイジャンとアルメニアの紛争地であるナゴルノカラバフでロシア平和維持軍が撤収中だと公式に確認した後に行われて関心を集めた
 ナゴルノカラバフは国際的にはアゼルバイジャン領だが、アルメニア系が約30年間占有していた地域だった。昨年9月にアゼルバイジャンの大々的な空爆により住民の大部分がアルメニアに離れた。
 プーチン大統領は会談を始めながら「われわれは地域安保を保障する側面で状況を話すもの。扱わなければならない敏感な問題が多い」と話した。アリエフ大統領は「地域安保問題はいつもわれわれの議題にあり、われわれはそれが解決された方式に満足している。ロシアはコーカサスとそれより広い地域の安保で核心的な国」と強調した。
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