ICT工夫
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
  だからネットの使い方も 工夫 したい こうふ のブログ




山梨県地元紙の山梨日日新聞で2010年7月8日のWebに二つの記事がありました。
私はこのブログで6月半ばから山梨民主党に感じたことを書いていましたが、民主党を支持するなら小沢一郎路線と菅直人路線の選択だという単純な結論に至り、山梨民主党候補は両方から直接の支援を受けるほどに民主党の重鎮であることも理解できました。
しかし「2010.07.05 民主党政治理念と輿石候補の理念は一致している?」の記事で私は、この候補は教育者としては破綻しているし、それを支持する方々もおそらく教育の本質を理解していないように思えるという趣旨で書きました。江戸っ子都市型市民の民主党支持者だった私の選択はほぼ決まり、これで参院選に関してはオシマイ、だと思っていました。そこに出てきたのが山梨日日新聞記事でした。

2010年07月08日 一般家庭に候補者中傷ビラ 参院選山梨 ファクスで大量送付
私はFAXは使っていないのでよかった、スパムメールなら削除する時間の無駄だけですが、FAXというやつは紙代がかかってしまう。昔スパムFAXの話を聞いたことがあります、床の上にプリントアウトの山ができたとか(^o^)
『ファクスの発信元は大阪や千葉などの市外局番で、甲府や甲斐、韮崎など広い範囲を対象に、無作為に送ったとみられる。』とのこと、送信手法はセールス電話と同様にコンピュータで連番出力して自動送信かもしれません。発信元が判るということは非通知送信は受け付けない設定を考慮して送信されたものでしょうから、送信元番号も臨時開設でしょう。
山梨日日新聞記事には、『参院選は最終盤を迎え、山梨選挙区の立候補者を中傷する複数のビラが出回っている。県内の複数の小学校や教員宅に「教職員の選挙活動は禁止されている」などと書かれた文書がファクスや郵送で届くこともあるという。』とも書かれています。県民の大多数は紙媒体にしか馴染んでいないから、このような手法が有効なのでしょうか。
この事件に対して民主党『県連は「一方的で悪意に満ちた内容。有権者の公正な判断を狂わせる悪質な行為」と憤慨。7日、甲府署に事実を連絡したという。』 インターネット選挙が解禁されていればネットで即時対応もできるのに、長年にわたりネット選挙活動をまともに審議してこなかった国会議員に警鐘となったかも知れません。
このようなFAXが何故送信されたのかは、次の記事に関係するものと思いました。

2010年07月08日 山教組、静かに最終盤 参院選山梨 「保護者の目厳しい」/若手教員 政治と距離 自民サイドと神経戦も
この記事に「山教組の三日選挙」という言葉が書かれています。この言葉は巡回するホームページやブログで時々見かけていました。しかし私には三日間で情勢をひっくり返せるという事は全く理解できませんでした。「甲州選挙」という言葉も同様です。怪文書が飛び交い買収とかが当たり前のように行なわれたとかを意味する言葉らしいが、これも理解不能。

「由らしむべし、知らしむべからず」 とは「理解させることは難しい」ということで 「知らせる必要無い」 と意味ではありません。
山梨県の方々が山梨県教職員組合に「由っている」なら、その組織から立候補したり推薦されている候補の当選のためには「三日選挙」など必要無いことになります。
ですから「三日選挙」で当選してしまうという状況、山梨県内の事情が私には全く理解不能です。
私は甲府市や甲府商工会議所などに「由っていない」が「理解したい」と思って、昨日深夜の議事録記事などこのブログを書いています。インターネットのお蔭です(^o^)



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