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「この人が総理大臣でよいのだろうか」―。菅直人首相の伸子夫人が20日、首相の人柄や就任前後の心境をつづった著書 「あなたが総理になって、いったい日本の何が変わるの」(幻冬舎新書)を出版した。(2010/07/20 47ニュース 共同通信)、ナガラテレビしていたらこの新刊の紹介がありまして、その中で首相と夫人の消費税論争も紹介されていました。私はそれを聞きながら本を確認してみたいと思ったのですが、まだ見ていません。
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テレビが紹介していたのは次のような内容でした
伸子夫人が 「食料品は非課税にすべきだ」 と言ったら、菅直人首相は 「お米を作るにも燃料など経費がかかり、それには消費税が入っている、お米を非課税にしたらその消費税分が処理できない・・・」 と答え、だから食料品非課税は簡単ではないという意味だったように私には思えました。

本を確認しないといけないのですが、もしこのような内容だったなら菅直人さんの消費税理解は間違えています。
米作農家がお米生産の為に必要な原材料、資材を仕入れ、それに加算された消費税はそのまま販売米価に乗せれば良く、お米の本体価格が上がるだけです。しかしお米の本体価格に消費税5%を乗せるより幾分安くなります。農家が支払済み消費税を自己負担するということにはなりません。
原材料に消費税が課税されても最終商品が非課税の場合は全てこのような処理です。中間段階の消費税は最終消費者が負担するのは当然です。食料品非課税とは生産過程の全てを非課税にする意味なら産業連関などという考え方は成り立たなくなります。
本の内容を確認したいと思っていますが、以上とりあえず私のコメントです。

私は消費税は増税されるだろうと思っていますが、その前にやるべきは課税システム全体の再検討です。外税方式に戻し、バウチャー方式(全ての取引に本体+税を明示した証憑発行の義務づけ)の採用、簡易課税制度の廃止・・・などです。
ついでに源泉徴収制度も廃止する方がよいのです。消費税論争の高まりがここにつながることで「日本が変わる」はずです、納税を他人任せにしているから税金の使い方にも無関心になる(^o^)



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