本日のコーヒーブレイクは甲府駅北口エリアにある「どんぐり」でした。
「どんぐり」は工事中の駅前通り(愛宕町下条線)を東に、山梨日日新聞社の前から少し先の左側(道路北側)です。お店の外側を鉢植えの緑が囲んでいるのですぐに分かります。3台の駐車スペースがあります。
2010年6月5日(土)に近くの藤川で「ホタルを見る会」が開かれましたが、その会場(サドヤ醸造所の庭)で「どんぐり」のマスターにもお会いしました。このイベント主催者側のお一人でお忙しそうでしたから会釈するだけで済ませたのでした。今日はその時のお礼も兼ねての訪問でしたが、残念ながらお出かけで、いつもの美しいマドモアゼルのサーブでコーヒーと「きなこのシフォンケーキ」をセットでいただきました(マスターへのご挨拶は口実ということだなぁ)。
いつも気になって、でも未だちゃんと読んでいない銅板が店内の壁にかかっています。「かうひい異名熟字一覧」と読めますが、光の加減でうまく写真に撮れませんので、現物はお店で確認してください。
コーヒーは「珈琲」と漢字表記されるのは知っていますが、この銅板ではその文字遣いが何年のどんな文献に現われているかということまで書かれているようです。「天明二年 一七八二 万国管窺」で「コッヒイ」と書かれたのが我が国の初出らしい・・・「万国管窺」でググルとすぐ出てきます。
愛宕町下条線のこの部分は、道路構造は確定しているようですが車道も歩道も整備未了です。甲府市歴史公園は目の前にあります。 お店の前に立つとほとんど完成した藤村記念館もこんな形に見えます。電柱地中化を主張するための写真ではありませんが・・・あると無いとでは街のイメージは全く違うものです(^o^)
「どんぐり」のホームページから分かるように店内ではよくイベントも開催されています。私も生活時間を正常に戻していつか出かけてみたいと思っています。
甲府駅北口エリアには多彩なお店がありますが、長期に及ぶ駅前空き地の印象からか「街」のイメージが壊れているような気がしています。この記事はいずれ私のサイトに収録して「逸店逸品」の1ページにしたいと思っています。