ICT工夫
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
  だからネットの使い方も 工夫 したい こうふ のブログ




補足です
「Own course is own way (自らの道は、自らの手で)」というブログが、2008-09-29 流通 2のタイトルで当日の番組内容を詳細に記録されています。これは録画されたものから書き出されたものかも知れません。私も番組の細部を思い出すことができました、ありがたい貴重な記事です。


2008年9月22日夜のテレビ東京、カンブリア宮殿を途中から見たのですが、ちょうど第二部の『商店街で客を呼ぶ男たち』に入るところだったようで、画面のキャプションからテーマが商店街の活性化らしいのでそのまま見ていました。新庄市の100円商店街が取り上げられて、私は「100円商店街」を初めて知りました。番組ではもうひとつ東京都板橋区の大山(おおやま)商店街も取り上げていたのですが、こちらは私のふるさとに近く、様子はよく知っている商店街です。しかし現在ここまで進化しているとは思っていませんでした。この商店街企画のキーパーソンお二人がスタジオに登場されて話された内容が私には参考になりました。この記事を書きながら確認したカンブリア宮殿のページには「日本全国で、大型店や量販店に押され、空き店舗が並ぶ「シャッター通り」と呼ばれる商店街が増える中、アイデアや仕組みで客が呼べることを実証した二人に話を聞く」と書かれています。

山形県新庄市の100円商店街は新庄市役所の職員の方がNPOを立ち上げてはじめられたようですが、全国に波及しているそうです。検索してヒットした中からいくつかリンクして今後の参考にしたいと思います。
◇ 中小企業庁:がんばる商店街77選:新庄南北本町商店街
◇ 秋田県、能代市-2008年07月11日
◇ 熊本県、宇土市商店街
◇ 佐賀新聞の記事、2008年6月4日 唐津市--第27回全国城下町シンポジウム唐津大会
◇ 茨城県、2008年9月20~21日大子百円商店街
◇ 静岡新聞、2008年9月14日熱海市中心市街地の商店街
◇ 新潟県三条市、小松酒店のブログ、これは驚きました。熊本宇土市の関係者の方や新庄市のNPO、テレビに出演された齋藤一成さんがコメントを寄せておられます。ネットワークの力というものを感じます。
これからも検索していけば沢山の情報が得られると思いますが、「お金をいかに使わないでシステムを構築するかが大事」とおっしゃった齋藤さんの言葉に共感しながらテレビを見ていました。大山商店街の小原貢久さんは「ヒントは視察団に教えるが、そのままマネしてもダメ」とおっしゃいました。そして齋藤さんは「商店街は最終的な生活基盤」とも。これは外来の大型店は儲からなくなれば去っていくという資本の論理を踏まえての発言でした。

◇ 中小企業庁:がんばる商店街77選:東京都板橋区 ハッピーロード大山商店街
◇ 国土交通省平成19年度「地域づくり表彰」、国土交通大臣賞 ハッピーロード大山商店街振興組合(平成19年11月16日)
◇ 第2回東京商店街グランプリ 活性化事業部門 グランプリ(平成18年11月7日)
ちなみに、ハッピーロード大山商店街は甲府銀座と同様な完全雨知らずのアーケード街です。東武東上線大山駅と川越街道(国道254号線)を結んでいます。「13:00~21:00の時間帯は、歩行者道路(軽車両通行可)としております。自転車は通れますが、走行中の周囲の状況をよく把握していただき、安全な利用をお願いしています。」が現在の状況です。付近の大型施設としては日大板橋病院、都立豊島病院、東京都老人医療センター(昔は養老院と呼んでいました)くらいです。私は川越街道から入って東上線の北側に抜ける事がありましたが車両通行可が午前中だけだったと記憶しています。商店街のスローガンは「一生づきあい」だそうです-大山の歴史--最近話題のgoogle ストリートビューで多分早朝の時間帯と思えますが確認できます。


9月25日にコメントいただいた問題について検索してみましたが、メディアが報じたのは毎日新聞と朝日新聞山形版だったようです。朝日新聞は次のように書いていました。
『新庄市職員発言 視聴者から抗議』 22日夜に放送されたテレビ番組に出演した新庄市商工観光課の男性主任(32)が、高齢者を侮辱する発言をしたとして24日、複数の番組視聴者から抗議が同市に寄せられた。県内では放送されなかったため、市は25日午後8時半から、県内でも視聴できるBSデジタルでの再放送を見て事実関係を確認し、対応を決めたいとしている。 発言について主任は「よく覚えていないが、万が一、軽率な発言で不快な思いをさせてしまったなら、心からおわびします」と話している。(引用ここまで)
テレビ東京が即時受信できた地域に住んでいる複数の視聴者からの電話ということになります。25日のBS再放送で山形県の方々のご意見も分かるでしょう。尚、NPOのサイトは多分25日の午後一番くらいにお詫びのメッセージだけに修正されています。私の意見はコメント欄に書いたことで終わりです。

検索していくつかのブログや掲示板も出ていましたが、番組を見ていた人のコメントよりも新聞記事から知った人々の意見が多いように思えました。インターネット社会の怖さ、難しさというものがここにもあります。これは地デジ問題に関係するのですが、私がかねてから主張している番組のインターネット配信、オンデマンド配信ということが何故必要かと考える要素がひとつ増えたようです。テレビ東京がこれを機会に山梨県への区域外地デジ再送信についても考えていただければよいと思います(^o^)



コメント ( 2 ) | Trackback ( )