バードウォッチャーの特に初心者の間で人気が高いカワセミには「飛ぶ宝石」という別名があります。その由来は漢字で「翡翠」と書くからでしょうが、この文字は宝石のヒスイを意味するのではなく、元々カワセミのために作られた漢字です。2文字のいずれにも「羽」があるのはそのためですし、「翡」は雄のカワセミ、「翠」は雌のカワセミを表します。
つまり、「翡翠」はカワセミが先で、それに例えて後から宝石のヒスイを意味するようになり、別名として先祖返りしたわけです。そのカワセミの鮮やかな色に連動してでしょうか、青緑色のブッポウソウには「森の宝石」という別名があります。下の動画は2012年の四国ツアーで撮影した「森の宝石」。
また、当ブログでも度々ご紹介しているセイタカシギは「田園の貴婦人」とか「水辺の貴婦人」と呼ばれています。「水辺のバレリーナ」という別名もあるようです。スラリとした体形と優雅な動きがその由来でしょう。
一方、タゲリの別名は「冬の貴婦人」。ピンと立った冠羽が高貴な女性がかぶる帽子飾りのように見えたり、メタリックグリーンの羽衣が高級なドレスを連想させるからでしょう。下の動画は3年前に隣の市の田園で撮影した「冬の貴婦人」。
鳴き声から付けられた別名もあります。コヨシキリは「草原のジャズシンガー」。かわいい声で「ピピピピョピョ、ピュチャピリリリリ…」などと多彩なメロディで長くさえずるので、ジャズの好きなバードウォッチャーが名付けたのでしょう。
その連想からか、ミソサザイには「森のジャズシンガー」という別名があります。小さな体なのにハリのある大きな声で複雑なメロディを森に響かせます。下の動画は5年前に栃の森で撮影した「森のジャズシンガー」。
以上のような美称とは逆に、蔑称の別名もあります。タカの一種ノスリは、昔は「まぐそだか」とか「くそとび」と呼ばれていたそうです。主にネズミを捕獲するノスリは、鷹狩りに役に立たないのでこんな名前を与えられたのでしょう。確かに、猛禽らしい眼力(めぢから)や精悍さには欠けますが、気の毒な別名です。
つまり、「翡翠」はカワセミが先で、それに例えて後から宝石のヒスイを意味するようになり、別名として先祖返りしたわけです。そのカワセミの鮮やかな色に連動してでしょうか、青緑色のブッポウソウには「森の宝石」という別名があります。下の動画は2012年の四国ツアーで撮影した「森の宝石」。
また、当ブログでも度々ご紹介しているセイタカシギは「田園の貴婦人」とか「水辺の貴婦人」と呼ばれています。「水辺のバレリーナ」という別名もあるようです。スラリとした体形と優雅な動きがその由来でしょう。
一方、タゲリの別名は「冬の貴婦人」。ピンと立った冠羽が高貴な女性がかぶる帽子飾りのように見えたり、メタリックグリーンの羽衣が高級なドレスを連想させるからでしょう。下の動画は3年前に隣の市の田園で撮影した「冬の貴婦人」。
鳴き声から付けられた別名もあります。コヨシキリは「草原のジャズシンガー」。かわいい声で「ピピピピョピョ、ピュチャピリリリリ…」などと多彩なメロディで長くさえずるので、ジャズの好きなバードウォッチャーが名付けたのでしょう。
その連想からか、ミソサザイには「森のジャズシンガー」という別名があります。小さな体なのにハリのある大きな声で複雑なメロディを森に響かせます。下の動画は5年前に栃の森で撮影した「森のジャズシンガー」。
以上のような美称とは逆に、蔑称の別名もあります。タカの一種ノスリは、昔は「まぐそだか」とか「くそとび」と呼ばれていたそうです。主にネズミを捕獲するノスリは、鷹狩りに役に立たないのでこんな名前を与えられたのでしょう。確かに、猛禽らしい眼力(めぢから)や精悍さには欠けますが、気の毒な別名です。
そうだったのですね。国会議事堂の裏庭にも住んでいると以前見聞きのうちです。
ブッポウソウは鳴き声で有名と思っていました。綺麗な鳥ですね。タゲリは何度か拝見しています。虹色の奇麗な羽の持主さんです。
ミソサザイは大きな口を開けて、大きな声が聞こえそうです。
先日、日曜日に旦那様とデートと電話で話したら、何で知ってるの?でしたよ。勿論ブログで---。
歩こう会は、けっこう長距離でしたが、ダラダラと楽しく完走(歩)できました。
今回もいろいろ美味しいものをありがとうございました。
私はクロツグミに「森のジャズシンガー」と名付けたことがあります。
囀りに決まった旋律がなく「アドリブ」で歌っているように感じたからです。
しかし今はクロツグミを「ビートルズの歌の親戚」と呼んでいます。
クロウタドリ=Blackbirdに近いということで。
クロウタドリは見たことも声を(生で)聞いたこともないですが、いろいろな解説を読むと「≒クロツグミ」のようですね。