当ブログに毎回コメントを下さる北海道のguitarbirdさんは、「見つめるシラカンバ」と題して以下のような画像を時々ブログに掲載されています。シラカバの樹皮には人間の目のような模様が出ることが多いからです。

guitarbirdさんの許可を得て転載
シラカバが自生しない関西では木に見つめられることはありませんが、先月、栃の森を歩いているとき視線を感じました。
振り返ると、私を見つめていたのがミズメだったので、「なるほど!」と納得しました。ミズメはシラカバと同じく、カバノキ科カバノキ属。この仲間は、樹皮に「への字」模様が現れるという共通点があるようです。

私を見つめていたミズメ。左の幹にも目があります。
そうなると、「なぜカバノキ属の樹皮にはへの字が現れるのだろう」と気になります。
カバノキの仲間の特徴は皮目が横一であること。日本の樹木の中で、横一の皮目はサクラとカバノキのみ。多分、それが理由だろうと推測しました。
調べてみると、以下のことが判明しました。
シラカバは紙状に樹皮がはがれるので、枝の部分ではひずみができて黒いシワになります。その枝が枯れ落ちた後、シワがへの字に、丸い枝の跡が目のように見えるとのこと。横一の皮目のことは書いてありませんでした。
また、同じカバノキ属でもダケカンバはへの字になりにくく、それがシラカバとの識別点になっているとのこと。
私を見つめたミズメも、栃の森にはたくさんあるのに今まで視線を感じなかったのは、への字になりにくいからでしょう。シラカバと違って樹皮がグレーなのでへの字が目立たないということもあるでしょう。
でも、木に見つめられながら森を歩くのは落ち着かないですね(笑)。


guitarbirdさんの許可を得て転載
シラカバが自生しない関西では木に見つめられることはありませんが、先月、栃の森を歩いているとき視線を感じました。
振り返ると、私を見つめていたのがミズメだったので、「なるほど!」と納得しました。ミズメはシラカバと同じく、カバノキ科カバノキ属。この仲間は、樹皮に「への字」模様が現れるという共通点があるようです。

私を見つめていたミズメ。左の幹にも目があります。
そうなると、「なぜカバノキ属の樹皮にはへの字が現れるのだろう」と気になります。
カバノキの仲間の特徴は皮目が横一であること。日本の樹木の中で、横一の皮目はサクラとカバノキのみ。多分、それが理由だろうと推測しました。
調べてみると、以下のことが判明しました。
シラカバは紙状に樹皮がはがれるので、枝の部分ではひずみができて黒いシワになります。その枝が枯れ落ちた後、シワがへの字に、丸い枝の跡が目のように見えるとのこと。横一の皮目のことは書いてありませんでした。
また、同じカバノキ属でもダケカンバはへの字になりにくく、それがシラカバとの識別点になっているとのこと。
私を見つめたミズメも、栃の森にはたくさんあるのに今まで視線を感じなかったのは、への字になりにくいからでしょう。シラカバと違って樹皮がグレーなのでへの字が目立たないということもあるでしょう。
でも、木に見つめられながら森を歩くのは落ち着かないですね(笑)。
今後、白樺がある林に行ったら
気になって気になって
仕方がないことになりそうです。
よく行くところはダケカンバの方が
多いので、ちょっと残念です。
ご紹介いただきありがとうございます。
ミズメを見て私の記事を思い出してくださったことも嬉しいです。
しかし、私もなぜそうなるかは分からなかったので、勉強になりました。
ミズメはこちらにはないですが、なるほど、シラカンバに似てますね。
ウダイカンバも「目」にはならないので、シラカンバはやっぱり目立ちます。
シラカンバに見られながら歩くのは緊張しますね、でもいい緊張感だと思います(笑)。
うらやましいですね~。野鳥もたくさんいるのではないでしょうか。
今度シラカバ林に行かれたら、目を気にしながら歩いてください。
このミズメを見つけたとき、最初は別の木かなと思いましたが、皮目が横一だったのでミズメと判明しました。こちらで見られる唯一のカバノキ属なので、すぐに「見つめるシラカンバ」のことを思い出しました。
多分、皮が横方向にはがれるので、こういうシワができるのだと思います。
「あ、これだ」と思わず叫んでしまいました。このブログで拝見したとおりの「目」があったからです。
面白いですね、全然気づかなかったけど、そのようにしてみると、「目」ですものね。
わたしはエノキの老木を見ると、細かい横縞が象の足のように見えてなりません。
テレビでも「目のあるシラカバ」が出てきましたか。そう言われれば気になるでしょう?
※返信が遅くなって申し訳ありませんでした。