先日、木の名前の由来には疑問が多いと書きましたが、そのほかにも「もっともらしいいけど眉唾っぽい説」がいくつかあります。
ヒノキに関して、図鑑や入門書には「昔はこの木で火をおこしたので火の木と呼んだ」と書いてあります。「なるほど!」と思うでしょう? 以前は私もそう信じていました。(写真はヒノキの植林)
ところが、ある専門書には、「古代のヒの発音にはFIとHIがあって、火はFI、桧はHIだから「火の木」説は誤り」と書いてあります。どうやら、「火の木だからヒノキ」はガセビアのようです。
実は、火の木説は牧野富太郎博士が唱えたもの。「日本の植物学の父」でも、語源だけは推測する以外になかったのです。
写真はヒノキの葉ですが、殺菌作用があるので、お寿司屋さんはこの上にネタを置きます。
ヒノキの葉の裏は気孔(白い部分)がアルファベットのYの字になっています。面白いことに、近縁種のサワラはXの字、アスナロはWの字になっています。
ヒノキに関して、図鑑や入門書には「昔はこの木で火をおこしたので火の木と呼んだ」と書いてあります。「なるほど!」と思うでしょう? 以前は私もそう信じていました。(写真はヒノキの植林)
ところが、ある専門書には、「古代のヒの発音にはFIとHIがあって、火はFI、桧はHIだから「火の木」説は誤り」と書いてあります。どうやら、「火の木だからヒノキ」はガセビアのようです。
実は、火の木説は牧野富太郎博士が唱えたもの。「日本の植物学の父」でも、語源だけは推測する以外になかったのです。
写真はヒノキの葉ですが、殺菌作用があるので、お寿司屋さんはこの上にネタを置きます。
ヒノキの葉の裏は気孔(白い部分)がアルファベットのYの字になっています。面白いことに、近縁種のサワラはXの字、アスナロはWの字になっています。
ヒノキは札幌では北海道神宮にあるんですが、
雪の中に立っているヒノキは、なんだかちょっと妙な光景だと
私は毎冬見る度に思っています。
guitarbirdさんはギターをコレクションされているんですよね。
私も以前は何本か(安物ですが)持っていたことがあります。
ギターもそうですが、バイオリンやピアノなど楽器と樹木の関係も面白いですね。いずれ、そのことも書こうと思っています。
北海道、しばらく行ってないなあ。また行きたいなあ。