樹樹日記

じゅじゅにっき。樹木と野鳥に関する面白い話をご紹介します。

海辺でシギ&チドリ

2016年05月12日 | 野鳥
5月2日、予定がキャンセルになって急に1日空いたので、近くの山で夏鳥を探すか、大阪方面の干潟でシギチを観察しようと思い立ちました。
海辺のシギチ観察は潮の満ち引きに影響されます。潮位を調べると、大潮ではないものの、到着するころにちょうど干潮になりそうなので、シギチ観察に決定! 急いで準備して出かけました。
淀川河口にある海老江に到着すると、いつもの岩礁でシギやチドリが一生懸命採餌しています。中型のシギはすべてキアシシギと思い込んでいましたが、帰宅後に動画を確認するとソリハシシギが1羽。スコープを持参しなかったので、遠くの鳥が識別できませんでした。



お昼前に淀川河口から甲子園浜へ移動。海岸に到着した頃には、すでに満ち潮になっていて、干潟はほとんど残っていません。その代わり、潮を逃れたチュウシャクシギがすぐ目の前のテトラポットに4羽も並んでいました。



キョウジョシギも4羽、岩礁でさかんに採餌しています。京女とは久しぶりの再会です。



このほかアオアシシギなど7種類のシギやチドリ、セッカ、オオヨシキリ、コアジサシが見られました。ちょっと驚いたのは、キンクロハジロとホシハジロの小群がまだ残っていたこと。越夏するのかな?
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2 コメント

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Unknown (guitarbird)
2016-05-18 21:01:00
こんばんわ
キンクロハジロとホシハジロそちらにもまだいるのはかなり驚きです。
こちらでも道東道北には夏でもいますが、札幌だとさすがに夏にはいなくなります。

セッカが見られるのはいいですね、こちらにはいないので。

予定が空いたので急きょシギチを見に大阪に行けるという行動力が羨ましいです。
私はどうも3年くらい前からかなり出不精になっています・・・(笑)。
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そうですよね (fagus06)
2016-05-19 09:08:20
キンクロハジロとホシハジロは、それぞれ5~10羽の群れで、オスもメスもいました。私も驚きました。
道北や道東にいるということは、繁殖するのでようね。

私も出不精です。ただ、天気がいいと、ついウキウキして鳥見に行きたくなります。
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