近所にある世界文化遺産の宇治上神社には、境内が狭いにもかかわらず、なぜかクチナシが5~6株植えてあります。いつもはその枝に観光客がおみくじを結びつけるのですが、花が咲く今の時期は「触らないでください」という札がぶら下げてあります。
宇治上神社のクチナシは一重
このクチナシの花をシンボルにした歌手がいます。以前も一度取り上げたことのある女性ジャズシンガー、ビリー・ホリデイ。
彼女はステージに立つとき、いつもクチナシの花を髪飾りにしていたそうです。レコードジャケットにも、クチナシの花を髪に差した写真がよく使われています。
ビリー・ホリデイが飾ったクチナシは八重
ビリー・ホリデイがなぜクチナシの花を髪飾りにするようになったかについては諸説あります。その一つは、出番直前にカール用のコテで左側の髪を焦がしてしまったので、一緒に楽屋にいた歌手(カーメン・マクレエ)が急遽クラブの花売り娘からクチナシを買って髪飾りにしたという、身も蓋もないもの。
一方、クチナシの花言葉が「私は幸せ」なので、差別や麻薬で苦しんだ彼女がそうありたいと願って飾ったという、身も蓋もある説もあります。
単に、あの芳香をかぎながら歌いたかったからかも知れませんね。
宇治上神社のクチナシは一重
このクチナシの花をシンボルにした歌手がいます。以前も一度取り上げたことのある女性ジャズシンガー、ビリー・ホリデイ。
彼女はステージに立つとき、いつもクチナシの花を髪飾りにしていたそうです。レコードジャケットにも、クチナシの花を髪に差した写真がよく使われています。
ビリー・ホリデイが飾ったクチナシは八重
ビリー・ホリデイがなぜクチナシの花を髪飾りにするようになったかについては諸説あります。その一つは、出番直前にカール用のコテで左側の髪を焦がしてしまったので、一緒に楽屋にいた歌手(カーメン・マクレエ)が急遽クラブの花売り娘からクチナシを買って髪飾りにしたという、身も蓋もないもの。
一方、クチナシの花言葉が「私は幸せ」なので、差別や麻薬で苦しんだ彼女がそうありたいと願って飾ったという、身も蓋もある説もあります。
単に、あの芳香をかぎながら歌いたかったからかも知れませんね。
ビリー・ホリデイはまだ聴いたことがありません。
最近はポール・マッカートニーまでがアメリカン・スタンダードを歌うようになったので、私がこの方向に行くのもあまり遠くないかもしれません。
なぜクチナシかは想像するのも楽しいですね。
クチナシの香りが…と書きましたが、香りがするのは生花だけですから季節が限られますね。
このジャケットのクチナシも多分そうでしょうが、ほとんどは造花を飾っていたはずです。
でも、こういう音楽がからんだ話は興味深いです。