私の鳥見歴は30年。これまで北海道に3回、沖縄に1回、そのほか信州、四国、九州など各地に出かけ、仕事で1カ月渡米したりサイパンへ旅行した際もついでにバードウォッチングしてきました。その私のライフリスト(生涯に見た鳥の種類)は約350種類。珍鳥を積極的に追いかけないので、鳥見歴の割には少ないと思います。
驚くべきことに、生涯に8400種類の鳥を見た女性がいます。名前はフィービ・スネツィンジャー。1931年にシカゴで生まれた彼女は、34歳の時に野鳥観察を始めますが、当時はそれほど熱心なバードウォッチャーではありませんでした。
そして、40代後半で末期のがんと診断され、医者から余命1年の宣告を受けます。ところが、彼女は療養生活ではなく、普通の生活ができる間は野鳥観察を続けようと、米国各地をはじめ世界各国へ出かけて野鳥を観察。いつしか単なるバードウォッチャーではなく、アマチュア鳥類学者として、特に亜種に関する膨大な観察記録を残すようになり、その多くはその後独立種として再分類されました。
しかし1999年、野鳥観察のために訪れていたマダガスカルで、乗っていた車が横転して即死。がんではなく事故で亡くなったわけです。余命1年と宣告されて18年後、68歳の時でした。彼女が残した回顧録が下。
描かれている鳥は、彼女が鳥見を始めるきっかけになったキマユアメリカムシクイ
タイトルの『Birding on Borrowed Time』は、“神様がくれた余分な人生で野鳥観察” というような意味のようです。残念ながら邦訳はされていません。
彼女のライフリスト8398種は当時の世界記録だったそうですが、現在はその上があるようです。いずれにしても、世界に生息する鳥は9000種類とか1万種類といわれていますから、そのほとんどを見ているわけです。
フィービさんには子供が4人いて、そのうちの3人が鳥類研究者になっているとのこと。お母さんの背中を見て育ったということでしょう。
驚くべきことに、生涯に8400種類の鳥を見た女性がいます。名前はフィービ・スネツィンジャー。1931年にシカゴで生まれた彼女は、34歳の時に野鳥観察を始めますが、当時はそれほど熱心なバードウォッチャーではありませんでした。
そして、40代後半で末期のがんと診断され、医者から余命1年の宣告を受けます。ところが、彼女は療養生活ではなく、普通の生活ができる間は野鳥観察を続けようと、米国各地をはじめ世界各国へ出かけて野鳥を観察。いつしか単なるバードウォッチャーではなく、アマチュア鳥類学者として、特に亜種に関する膨大な観察記録を残すようになり、その多くはその後独立種として再分類されました。
しかし1999年、野鳥観察のために訪れていたマダガスカルで、乗っていた車が横転して即死。がんではなく事故で亡くなったわけです。余命1年と宣告されて18年後、68歳の時でした。彼女が残した回顧録が下。
描かれている鳥は、彼女が鳥見を始めるきっかけになったキマユアメリカムシクイ
タイトルの『Birding on Borrowed Time』は、“神様がくれた余分な人生で野鳥観察” というような意味のようです。残念ながら邦訳はされていません。
彼女のライフリスト8398種は当時の世界記録だったそうですが、現在はその上があるようです。いずれにしても、世界に生息する鳥は9000種類とか1万種類といわれていますから、そのほとんどを見ているわけです。
フィービさんには子供が4人いて、そのうちの3人が鳥類研究者になっているとのこと。お母さんの背中を見て育ったということでしょう。
家に来たことが有るのは10種ほど、今までで出会ったのを含めても20種もないと思います。それでも覚えられないのです。(笑い)
鳥を見たいとの思いが癌に打ち勝ったのですね。素晴らしい結果です。事故がお気の毒ですが。
お子さんも鳥類学者、それは結構なことです。お母さんが出会われた鳥たちの整理、更には出会われてない鳥たちにも出会っておられるかもです。
私の場合、50種ほどは海外で見た鳥なので、日本では300種くらい、つまり半分ですね。
そちらの庭には普通のご家庭の庭よりもたくさんの鳥が来ていると思います。
花の種類はすごいでしょうね。
私は、小学5年の時からバードウォッチングしているので、バードウォッチング歴だけでいうと40年以上になりますが、ライフリストは208種です。
無駄に長いだけ、ですかね・・・(笑)。
ただ、なぜ少ないかはなんとなく分かっていて、シギ・チドリ類をあまり見に行かないのと、西日本には高校の修学旅行で一度しか行ったことがないからだと考えています。
どちらも行ってみたいとは思っていますが。
最近は正確にカウントしていないので、記事には「約350種」と書きましたが、「約330種」かもしれませんし「約360種」かもしれません。だいぶ前に数えた時そんな数字でした。
ギタバさんにも経験があると思いますが、先輩に「あれがチゴハヤブサだ!」と教えられてチラッと見たというような、「じっくり観察した」感がない種類をライフリストに加えても意味ないですよね。
おっしゃるように、シギチを見始めるとグンと種類は増えますね。私の場合、家の近くにシギチのフィールドがあるのと、シギチはじっくり観察できるので見る機会が多く、その分種類は増えていると思います。