前々回、アオアシシギとムナグロを例にして色の名前を持つ鳥のことを書きましたが、シギやチドリの中には鳥の名前を持つ鳥が多いことに気づきました。
例えば、次のヒバリシギ。ヒバリのようなシギという意味でしょう。そう言われれば、ヒバリに似た地味な鳥です。同じように、ウズラシギというシギもいます。
次の動画はタカブシギ。漢字で書くと鷹班鴫、タカのような模様があるシギ。この干拓田では、アオアシシギに次いでよく見られる中型のシギです。
そして、この干拓田の名物であるツバメチドリ。名前の通り、ツバメに良く似たチドリです。ほとんどのシギやチドリが水のある休耕田にいますが、この鳥は乾いた畑にいることが多いです。
このほか、イカルチドリという鳥もいます。外見は似ていませんが、命名の由来は小鳥のイカルでしょう。
鳥の名前を持つ鳥は以上5種のほかにキジバト、カラスバトがあります。なぜか、シギ・チドリとハトに集中しています。