環境関係の本を読んでいたら、エコに積極的な企業としてハンバーグレストランの「びっくりドンキー」を採り上げていました。
店によっては地中熱ヒートポンプを利用した空調システムでエネルギー使用量を通常のエアコンの1/3に抑えたり、水環境の悪化を防ぐために食器洗いに無リン洗剤を使っているそうです。
また、食器の一つとして、果実が採れなくなったマンゴーの老木や、北海道のシラカバの間伐材を使った木皿を使い、しかも傷がつくと塗りなおしてリユースしているとのこと。その木皿が見たくて、近くの店に行ってきました。
ワンプレートランチはその木皿で供されます
この程度のことは他の企業でもやっているでしょうが、さらに店から出る生ゴミをバクテリアで粉末にする処理機を126店舗に設置し、有機肥料として自家利用するほか、廃油をバイオディーゼル燃料にリサイクル。一部の地域では家庭の廃油も受け付けているそうです。
完食して木皿をじっくり拝見
また、こうした技術やノウハウを生かして、レストラン事業とは別に、温泉熱を利用した給湯・暖房システムや工場などの排熱を利用した省エネシステム、省エネの設計・施工なども環境事業も立ち上げています。
これを知るまでは、廃材やトタン板を打ち付けたバラック小屋風の“変な店”と思っていましたが、お見それしました。これからは時々利用させていただきます。
マンゴーもシラカバも木材は見たことないので、出された木皿がどっちのものかは分かりませんでした。