ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

甲斐ノ川発電所のための…鍋坂ダム(堰堤)

2022-03-29 06:53:59 | 和歌山(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。昨日記事にした「柳瀬取水ダム(堰堤)」の下流には今回訪れる日高川水系の鍋坂(なべさか)ダムがあります。住所は和歌山県田辺市龍神村甲斐ノ川(りゅうじんむらかいのがわ)。ダム名の鍋坂はダムの左岸側の地名と思われます。アクセスは国道425号を和歌山方面へ向かい、道の駅 水の郷日高川龍游を過ぎた先に目的のダムがあります。

こんな感じで見えてきます。



調べてみると、鍋坂ダムはここから直線距離にして約800m下流にある「関西電力 甲斐ノ川発電所」(1925年8月運用開始)で発電に使用される水を取水するための施設のようです(参考)。上の写真の左側のところに取水口が見えます。

ダム横の、この建物が「鍋坂ダム管理所」。国道からだと半地下の建物のように見えます。





管理所の前には日高川を背に水利使用標識が掲示されています。これは国道からズームして撮ったもの。



ここから日高川の上流側を見ると、こんな感じ。これを遡って行くと柳瀬取水ダムがあるわけです。



ダム横から見た図。でも、フェンスがあってダム上に行くことはできません。



左岸の下流側から見たダムの「勇姿」。写真右下が左岸側の取水口から分水してきた水。なんと澄んでいることか!





その付近から下流側を見ると、こんな感じ。写真左下の水路が甲斐ノ川発電所へ繋がっているんでしょうね。



鍋坂ダムは前回の柳瀬取水ダムと同じく発電所で使用するために築造されたものですが、その規模を見るとやはり高さが15m未満のようなのでダムではなく堰堤と呼ぶのが適切ではないかと思います。また発電所本位に捉えるならば、その名称は「甲斐ノ川発電所取水堰堤」になるんでしょうね。
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