ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

笹ヶ峰ダム(再訪2021)

2021-10-16 07:21:55 | 新潟(ダム/堰堤)
え〜、どーも、ワシです。今回は再訪シリーズ。向かうのは新潟県妙高市杉野沢にある関川水系の笹ヶ峰ダムです。前回訪れたのはもう2年ちょっと前で、しかも深夜だったのでほとんど何も見えず(参考)。そこで今回はちゃんと見てやろうということで行ってみました。アクセスは国道18号の「杉野沢入口」交差点を笹ヶ峰方面に曲がり、そのまま県道39号を進んでいくと到着します。前回の記事でも書きましたがダムまでの道はとにかくカーブが多いんです。県道自体はさほど狭くないので対向車を気にしなくてもいいんですが、次から次へと現われるカーブにホントうんざりします。

ダムへの道を下りてくると、左岸の貯水湖が見えてきます。そこからダムを見るとこんな感じ。



訪れた日、貯水湖の水はほとんどなく、湖底が見える状態でした。まあ、これはこれで貴重な景色かも。



貯水湖の近くには笹ヶ峰ダムの案内板があります。本体工事着工は1971年、1983年に完成したロックフィルダムで、農業用のダムとしては日本で最も高い場所(標高:1,220m)に作られたものだそうです。







そばには水利使用標識。近々作り直す予定なのでしょうか。「応急処置」が施されています。



「湖水洋々として歴史を映し 水又切々として農民と語る」と刻まれた石碑。「し」が何とも独特!



ダム横の近くにあるこの建物が「笹ヶ峰ダム管理事務所」。





そのそばには「笹ヶ峰ダム」と刻まれた石碑。裏には1979年10月竣功と記されています。先ほど見た案内板では1983年完成とありましたが、おそらくそれはダム全体の完成年で、この石碑が示す1979年10月というのはダム本体の竣功年なのかもしれません。





事業記念碑。



さて、いよいよダム上を歩いてみましょう。この日は工事中のようでしたが、行くことはできました。



ダム上から見た貯水湖の様子。相当水位が下がっていました。



左岸側にある洪水吐の上から下流側を見るとこんな感じ。水路というより、もはや道路のよう。デカイ!



異なる角度からもう一枚。



対岸(右岸)へ来ました。そこには謎のトンネルが…。(立入禁止なので入れません)



これ、なんて読むんですかね。「昇竜の口」? 1976年に作られたもののようです。それにしてもなぜ竜? 伝説か何かあるんでしょうか。



で、振り返るとこんな感じです。ダムが高地にあるので空がとても広く感じられます。



残念ながら地理的に「ご尊顔」を拝むのは無理のようです。ドローンを飛ばせば撮影することができるのかもしれませんが、そこまで興味があるわけじゃないのでやりません。まあ、とりあえず笹ヶ峰ダムの雰囲気は感じることができました。良き、良き。
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