ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

どの谷?…ナンノ谷第2砂防堰堤

2020-04-27 06:56:06 | 岐阜(ダム/堰堤)
前回の川上堰堤は国道303号に沿った坂内川にありましたが、その国道をそのまま上流に進むと今度は八草川に沿うことになります。でも八草川にはダムは見当たらないので、坂内川を遡ることにしました。というわけで、川上堰堤からすぐのところを脇道へ逸れます。

実は坂内川の上流に神岳(かみがたけ)ダムがあり、当初はそれを目指して進んだのですが、その途中には大きめの堰堤が2つもあったんです。これらはグーグル先生の地図には載っていません。なので、ここでご紹介しようかと思います。

まず見えてきたのは木曽川水系の「ナンノ谷第2砂防堰堤」。





上の写真では「ナンノ谷第2砂防ダム」と表示されていますが、下の写真では「堰堤」と訂正されています。なぜなんでしょうか。



その根拠は本体に付されているこのプレートにあります。こんにちのダムの定義によればダムとは高さ15m以上のものと決められているので、11mしかないこの建造物(1988年12月完成)は定義上は堰堤なのです。だから上の看板では「堰堤」と訂正されているわけです。でも同じプレートなのに表記は「砂防ダム」。ん〜、矛盾しますよね。ツメが甘いというのかなんというか…。



まあいいか。で、上流側から見た堰堤。



下流側の景色です。



一方、上流側の景色はこんな感じ。



そしてこれが堰堤上です。



ところで「ナンノ谷」ってなんのこと?と思うでしょ?それは次回明らかになるかな?さあ、どうでしょうね。
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