ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

行かずとも分かる!

2013-04-17 14:19:50 | 脳みその日常
昨日、愛知県稲沢市で人質事件がありましたね。メディアではまるで大事件のように報道していましたが、幸いにも事件はすぐに解決。それはそれで良かったとは思います。

しかし、驚きなのは事件の場所が簡単に特定できてしまうこと。事件報道を見ながら、なぜかわかりませんが、「この場所はどこだろう、調べてみようか」と思い立ったのです。

でもメディアから流れてくる地名の情報といえば「愛知県稲沢市」のみ。これだけの情報では事件現場なんて皆目見当がつかない。ところが、何度か報道を聞いているうち、故意なのかどうか知りませんが「稲沢市○○二丁目のアパートで…」というアナウンスが流れました。

ここまで場所が限定されれば調べられるかも…。いや、なぜそう思ったのかというと、皆様ご存知のグーグル先生なら画面の建物を見つけ出してくれるかもしれないと直感したからであります。

で、早速調査開始。画面と同じような建物を探します。ところが、ものの5分もしないうちに判明!! それが下のような結果。

【テレビ画面のキャプチャ】


【グーグル・マップの画面】


実際、この場所は大通りに面しているわけじゃありません。むしろ閑静な住宅地。なのに今やグーグル・マップは今回のような地方の景色すら見ることができる。驚くというよりも、むしろ怖いじゃないですか! プライヴァシーも何もあったもんじゃない。だって、事件現場の住所がたちどころにわかってしまうわけですからね。

グーグル・マップの問題点は、いろいろあります。もちろん実際に行ったことのない場所を見ることができるという意味では至極便利ですよね。でも、場合によっては、通行人の顔や個人の家の表札までバッチリ写っていることもあるのです。このあたりの配慮は、先生、まだまだ十分とは言えませんね。
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