湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

4/11 橋本行、倉敷は遠いか

2021-04-12 05:32:00 | 地震津波災害ボランティア

2021/04/11 

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母のめまい事件は、やめて欲しいのに、母の雑談電話ネットワークに、母から話を持ち出し、かわいい小学生談をしたのだが、先方は私の監視不行き届きと変わって、昼最中、浜見平の○○さんがやってきて、ひどく叱られた。


叱られついでにと、夕食まで、母の相手をと頼み、うまく抜け出せたので、急ぎ橋本に向かった。橋本から更にバスなのだが、頼み込んで駅前にしてもらった。


彼はもと生協の職員。奥さんとの死別から鬱に落ち込んだ。職場でLDが理解されず孤立。ハローワークで塾長と鉢合わせして、茶飲み友達風に私が紹介され、以来10年になっていた。


いろいろ不幸が重なって、オーバードーズをやらかして、酩酊状態で明け方電話をかけてきた。それがはじめ。塾長に人生観じみた問いかけをして、塾長、禅問答なら飛田だと、言ったとか言わないとか。


私は相田みつおが嫌い。言葉を捻り出す荒ぶる彼を彼と思う。みつお信者の鼻毛をじっとみる。ただただ、じっとみる。


私は連れ添っただけ。明け方、自分を知っているひとがいるということだけで、眠ることができたという話で満足だ。


彼は都内の某施設の職員をしている。ただ周期的に鬱がくる。その相手が飛田だった。


まあ、いいんだけどねと彼は言う。それだけで話はおしまい。一緒にラーメンをたべて別れた。

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濱田屋の幕の内弁当を買って帰ったら、カレーライスが待っていた。


幕の内弁当をカレーを付けて食べると言う暴挙をやってのけた。母の分の弁当は、先程あぐらをかいて食べた。残りひとつは、○○さんが持ち帰った。カレー作りは面白かったと二人が言うが、あれは昔の給食。甘ったるいカレー汁。


まずいなどと言わず、万人向けだといいつつ、倉敷行の打診をした。反省が足らないなあと、皿を流しに片付けて、yesnoもなく帰って行った。浜見平大明神、拝。

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(校正1回目済み)


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4/10 懇話会の切れ味が鈍らないうちに 他

2021-04-11 05:15:00 | 地震津波災害ボランティア

2021/04/10 

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昨日の母の事故連絡を小学生の@@君がしてくれたので、お礼に行った。奥さんは私の姪と同じ位の歳だろう。ここのマンション50軒、私たちは迷い込んだ最高齢異分子のようだ。「まいったなあ」と思いつつ、「お大事に」と言われては、背筋が寒くなった。しかし、やっと、まあ知り合いができた。


いつものめまい、母はとっさに壁に寄りかかった。だから、へたりこむように崩れ、肩の擦過傷とアザ程度ですんだのだが、母の「あの子、かわいい」の連発と、私の例の前科蒸し返しは、こちらの方も気が滅入ってしまう。「"年寄りはだから嫌だ"といわれるのだ」と蒸し返し言葉を制した。

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倉敷まで安く往復するので高速バスを使い、市役所巡回と市議☆☆さんとの面会。井原線「川辺宿」あたりで真備町の災害痕跡を確認。できたら育成会関係者かCWさんと会い、講師候補を決めてくる。zoom利用かな。とすると講師交通費約4万円が浮く。私のように高速バスというわけにはいくまい。しかし、このスケジュールだと車中泊2泊、現地泊1泊で2万5千円で行くだろうか。しかし、バス、もろ3密だ。母を4日間見守ってくれる状態をつくる難関。講師料*万円、リアル会場#千円。パソコンが買えるなあと思う。


集客無残0が十分ありうる。祈るしかない。連休明けだろうが、さてさて。

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懇話会は今年度、最低あと2回やりたい。1回は障がい者、もう1回は高齢者。ひとりは名古屋、他は千葉だが千葉は医師、高いだろうなと眉間に皺。東京もいるがきつい共産党系の方、私は異分子、説得がどうかなと。中身がすべてなのだが、相手が柔らかくないからなあ。決めた時、茅ヶ崎側の説得もある。


現場主義、通るか。まもなく15人目だが、縦割り+絆縛りを超えたい。

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今、目の発作があって1時間休んだ。出現頻度は、だいぶ下がったが、止まってはいない。


懇話会の目的チラシを再刊しようか悩んでいる。オンラインはいいが、フォロワーが拡散しすぎる。湘南圏域ぐらいにならないかと考えるのだが。

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夜間傾聴元利用者のひとりから、訪問依頼あり。明日、橋本に行く。現行利用者の引き継ぎ、沈黙ほど心蝕むものはない。今回の申し出、逆に救われている。感謝。


(校正2回目済み)


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4/9 3/4月は良書多し/母と私の厄日 倉敷行留守番探し開始

2021-04-10 04:24:00 | 地震津波災害ボランティア

2021/04/08 

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朝冷える。6時就寝。9時にドアがノックされ「起きなよ」と母の声。起きたが母は寝室で眠っていた。幻覚かと思ったが、玄関前の通路を走る子どもの足音と母親の声。これは聞き違えたなと、再び布団にもぐるが、眠れなくなってしまった。反動は夕食時の猛烈な眠気。味噌汁が焦げるとは。


確定申告の追い込み中。母が1階マンション通路で発作。我が家の闖入者君が知らせてくれた。母は腕をひねったようだが無事。床が柔らかい場所だったのが幸い。玄関の集合ポストに郵便物を取りにいく最中の出来事。寄り添い忘れ、油断した。

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<東日本大震災10年とコロナの実践からの書>

「岩手県における生活指導相談員の活動と地域福祉 東日本大震災からの10年「誰一人、独りぼっちにしない」」山崎美貴子 他著 2021/04

https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784805882924

「コロナがあらわにした分断される意識 和解と救済の社会学へ (花園大学人権論集)」花園大学人権教育研究センター編 2021/03

https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784826507226

「災害公営住宅の社会学」

吉野英岐著 2021/04

https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784798916958

ーー前著は、震災津波で家族を失った子どもや、災害孤立した高齢者に寄り添う事例等が紹介されている。

二番目の書は講演会の総括のなかで、災害孤立した子どもの話や、命の選別に晒される障がい者の話が検討されている。後著は、単身高齢者の孤立に至る過程と対策例が紹介されている。注目。

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(校正1回目済み)

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4/7&8 倉敷市と連絡を取り

2021-04-09 05:50:00 | 地震津波災害ボランティア

2021/04/07 


倉敷市の市役所に問い合わせ電話。しかし、防災関係者につながれてしまうと、どうしても話が通じない。障がい者と災害、在宅避難者の地域保障、高齢者・要医療ケア障がい者の災害医療となると、担当者が次々代わり、なおかつ、なかなか豪雨災時の経験と結びつけて考えている方と出会えなかった。仕切り直して、市議さんとダイレクトに話をして、やっと趣意書を送れば、検討してくれるという約束をとりつけた。きのうから、講師選びの意見交換に入り、日が合えば、倉敷市役所訪問時、手助けしてくれることになった。問題は先方の日程が間際まで決まらず、一方、出発日が事前に決まらないと、母を見守ってくれる方を短期に準備できないことだ。コロナの動静も気がかりだ。


今は、とりあえず、先方に協力者ができたというところだ。

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反貧困ネットワーク2021集会の録画がまとまった。以下、ご参照下さい。

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● 全国集会2021「生きてくれ-コロナと貧困」(YouTube「反貧困TV」チャンネル)

https://youtu.be/4tJrb2_Ntc4

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コロナの対応病院が、院内状況のドキュメントや提言の書を出し始めた。そのメモ。


「永寿総合病院看護部が書いた新型コロナウイルス感染症アウトブレイクの記録」

高野 ひろみ (著)武田 聡子 (著)松尾 晴美 (著)

https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784260046312

「大阪市立十三市民病院がつくった新型コロナウイルス感染症〈COVID19〉対応BOOK 全科病棟に対応」

大阪市立十三市民病院コロナ協議会 (監修)西口幸雄 (編)白石訓 (編)山本紀子 (編)

https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784796524957

「大阪市立十三市民病院がつくった新型コロナウイルス感染症もっと対応BOOK 重症化を防ぐアセスメントと治療・ケア」

西口 幸雄 (監修)白石  (編著)森坂 佳代子 (編著)

https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784796525213

●「災害時の集中治療室 日頃の準備から発災後まで−ICUの対応ガイダンス」

日本集中治療医学会危機管理委員会 (編集)

https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784880039336


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まだ目の発作が出る。一日数回までに、おさまったのは、ステロイド剤の効果だろうか。母はまだ危険な時期だが、今のところ、無事にすぎている。


さわらの塩こうじ焼き

あさりの味噌汁

菜の花のおひたし

清美オレンジのデザート


完食。私には塩のとり過ぎ。


(校正1回目済み)

p.s. 4/8 分は追って。


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4/6 反貧困ネットワークに参加して(4/4後)他

2021-04-07 03:20:00 | 地震津波災害ボランティア

2021/04/06 

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4/4(続きより)

反貧困ネットワークの一般社団法人化後、初めての企画だったが、様々な領域の活動の横断の必要さが浮き上がり、ネットワークの目的と存在意義がはっきりした集会だった。


瀬戸大作氏(ネットワーク事務局長)の総括(後記引用)があるので、概観はそちらに譲るとして、私は断片的な感想を書くことにする。

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私が話しかけたネット事務局の方と受付準備の方たちから感じたことは、全国区活動だが、まだ都と首都圏一部の活動だなあという印象。神奈川勢が見えなかったことが大きいのだろう。この集会の成果をどう受け止めていくかという拡散の課題がある。


私は1)路上生活支援と貧困、2)不登校・引きこもり青少年の訪問支援と発達障がい・精神障がいの交差する方の伴走3)要援護者支援の災害ボランティアという課題に身を置いている。乱暴に一括すれば、社会的弱者との共生活動だ。


今回コロナという試金石を前に、生存保証に至る生活困窮の綱渡り状態があちこち噴出していることが追確認された。非正規労働者の雇い止めや、自営業倒産等のコロナ禍破綻が貧困や生活破綻を引き出し、貧困というキーワードでは、はみだしてしまう近縁活動ではあるが、異分野横断活動との接点を持ち続けていこうと思う。

今回在日クルド人の現状の話が印象に残ったが、私の知人は在日フィリピン人関係者がいる関係で、枯渇した社会が社会的弱者を干上がらせていく姿をみている。関係家族の子どもの無国籍の話は今回取り上げられなかったが、週休三日制施行と「ゆとり」の過ごし方というマスコミのフレームアップは、警戒したい。

学生の貧困の実情報告が北海学園大からあったが、食材配布活動の様子など、強い印象が残った。アルバイト求人難、家計逼迫による学費支払い難から、退学する学生増の話だ。

医療福祉関連行政の破裂状態と資料は、コロナの破壊力をまさに見る内容。政治の無策は明らかだ。資料は練れていない。絞り込む必要がある。

今回霞んだのは、貧困の底辺に落ち込む方々の報告が前面に立ち、従来の路上生活者の現状の話や、ベーシックインカムや、ソーシャルファームのような話題がふりおとされたのも、コロナ効果というべきか。

とりあえず、印象が強かったメモを書いた。また補記するかもしれない。

-----------引用-----------

瀬戸大作氏FB記事より(4/4)

44日(日)❷

新宿デモ終了後は反貧困ネットワークの全国集会2021「生きてくれ-コロナと貧困」を新宿文化センターで開催、コロナ定員105人で予約制の制約のなかでの開催となった。

❶反貧困ネットワークは、331日に「一般社団法人反貧困ネットワーク設立総会」をおこない、ネットワーク運動をつうじた社会的可視化の運動だけでなく、経済的弱者をささえあいの精神で支えあう「社会運動としての連帯協働組織」へと新たな一歩を歩みだした。集会の冒頭に代表世話人から理事長となった宇都宮健児さんが決意表明をおこなった。

❷セッション1は新型コロナ災害緊急アクションの取り組みを私と、外国人支援に取り組む移住連の稲葉奈々子さん(反貧困ネットワーク)から報告、在留資格がないことで、人間扱いされない不平等の中での外国人支援に取り組む現状を報告した。奈々子さんの報告の結びを共有したい。「法律のほうが間違っていることもある!良心に照らして、法律のほうがおかしいときには、市民はそれに従わないことが、市民の義務だ、という考え方がある。

・ガンジーも、サフラジェット(イギリスの女性参政権運動の担い手)も、公民権運動を担ったアメリカ黒人たちも、キング牧師も、マンデラも、皆、「間違っている」と考える法律に従わなかった。つまり「違法」なことをやった。でもそれは「正統」な主張だった。こうした運動の上に、現在の人権は成立している。

➌2008年末年始の年越し派遣村の時と大きく違う点は、集中型の相談会や炊き出しでなく、地域単位で相談会がおこなわれた事だ。今日の報告でも群馬・三多摩・千葉・埼玉のクルド人相談会の報告がおこなわれた。女性相談会では、2日間で122件の相談があり、50代が最も多く、次いで40代、30代、20代だった。今どんなことに困っているかという質問で最も多かったのは「仕事」、次に「心と体」、そして「家庭・家族」「ハラスメント・いじめ」と続いた。生活保護の申請を希望する人も複数いた。具体的には、以下のような相談が寄せられた。!地域で貧困問題に取り組む団体や自治体議員と連携、社協や市長も巻き込んだ事例も報告、一方で止まらない「生活保護申請時の追い返し」粘り強く申請同行をおこなっている状況が現在も続いている。

しんぐるまざーずふおーらむの赤石理事長の報告「自分のご飯は2日に一度にしている。

自分の食事は子供達の残り物、もしくは食べずにいる。」「公園の飲み水を使う。トイレも出来るだけ、外のトイレを使う。外出してないので入浴を2日に一度にし、水道光熱費を少しでもかからないようにしている。」非正規で賃金が安い。子育てを1人で担っている。

十分な社会保障がないなどの平常時の不利に、飲食、サービス業などの時短非正規で仕事が減少などコロナ禍の不利が重なり、シングルマザーの7割がコロナによる雇用・収入に影響があったという。しんぐるまざーずふおーらむでは、「だいじょうぶだよ!プロジェクト

を取り組み。お米、パッケージ、肉や野菜、お菓子をのべ22000世帯に届けるだけでなく、ふたり親含む、低所得子育て世帯への給付金を超党派議員に働きかけ政府を動かしている。見習いたい。

❹今日のシンポのもうひとつのポイントは、公共サービスの担い手の多くが、雇用の非正規化であり,ワーキングプア化している実態だった。正規の公務員と異なり,非正規公務員には法制度上の保護も代償措置もない。短期契約を繰り返しながら働く非正規の公務員驚く程の低賃金、自立支援現場の疲弊状況が報告された。相談者の方々より少しマシ程度のワーキングプアな私たちが、夢や希望を持ち諦めない、というメッセージを送ることは難しい。困窮者ニーズに寄り添うように心がけても、住居確保給付金の受付が過重になり、困窮者自立支援ではなくなっている。相談支援員が「相談者」と審査機関である「市」との板挟みになり、相談者に理不尽に叱られて、ノイローゼ状態になる場合も多い。私たち自身が福祉の相談現場の現状を共有し、連帯していくかが問われている。

❺セッション③は希望に向けた討論は、友人でもある韓国の住民連帯運動の活動家であるカンネヨンさんからの報告だ。住民連帯運動を通じた「横の連帯構築」は公や自治体を巻き込み、社会的政治的影響力の拡大に繋げ、福祉や政治を変えていく実践、これこそ法人化した反貧困ネットワークが果たす役割であると再確認、課題別の運動を繋ぎ、運動や事業の共同化・連帯化をはかり、公との連携をはかる力をつくる事だ。明日、私の地元である練馬区で地域連携の反貧困運動の話し合いがおこなわれる。カンネヨンさんの活動拠点だったカナック住民連帯の「反貧困特別委員会」私の課題は決まった。

-----------ここまで-----------

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昨日、横浜の某クリニックに検査の結果を聞きにいく。母はリハに出ていた。期待はしていなかったが、処方したステロイド剤で症状が軽減しているので、炎症が疑われること。今は花粉症の山場は過ぎたが、不安定な時期なので、様子見をしようというものだった。要はわからんということだった。大学病院に宛てた返信と、洗浄用点眼薬を持って帰宅した。母の「めまい」といい、私の目の症状といい原因不明が重なったことがあるが、原因不明だからというのではなく、妥協点を見つけたら、探索を放棄してしまうという医療の姿勢が見えてしまう歯痒さ。幸いここ数日視野異常が起きていないが、4日帰りの車内で起きて、すぐに治った。それからは静か。先が見えない。


(校正1回目済み)


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4/5 反貧困ネットワークに参加して(4/4 前)

2021-04-06 05:10:00 | 地震津波災害ボランティア

2021/04/05 

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4/4続き

新宿ピカデリーで味わった視覚障がいの悔しさは、帰宅後まで尾を引いていた。夜間被災で停電が起きたなら、私に何ができただろうか考えさせられたのだ。


路上生活者夜間巡回時、小さな懐中電灯では、私には足元すら見えないことがわかった。光量が足らないのだ。その経験から、昼間、よく通る道の地面の様子を、意識して掴んでおこうと考えていた。しかし未知の環境では、たちどころに身動きがとれなくなると、今回実感した。ならば、慣れぬ場で成せることは何かと。スマホによる状況チェック、安全確保の声出しぐらいだろうか。


新宿文化センターからの夜間の雨天の帰り道、裏道に入ったら新宿駅がもうわからないのだ。雨天なので通行人がいない。昼間ではありえない状態。そう、遠景が見えない、方向感覚が鈍っているのだ。視覚障がいの行動困難自己観察と対策を、夕食の始末をしながら考えていた。

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映画終了後、新宿ピカデリーをでて、目印の花園神社をめざした。新宿文化センターまで全徒歩10分の道のりである。


反貧困ネットワークの予定では、集会前に駅前からのデモが企画されており、私が着いた15時は、まだデモ移動中。会場は閑散としており、会場設営していた役員の方に迷惑がられながら、神奈川情報をつかもうと話しかけていた。


しかし、区内情報以外話が出てこない。フードバンクの話も都下の話のみ。相手の語りが自然であればあるほど強く、私は活動の県境を感じた。全国区の活動の場であれば、なおさらである。


湘南あすなろ会がビッグイシューの湘南販売を仲介してから久しいが、活動始動時、運営資金カンパがあって、それは全く使わずに、先日亡くなった会計@@さん管理の口座に1万4千円残っていた。その全額を引き出し、口座を閉じた。そのカンパ全額を反貧困ネットワークに、ネットには小口だが、活動資金カンパした。FB上の瀬戸大作氏の困窮者巡回支援の活躍をみてきたからだった。


プロジェクター画面が見えるように、前の席に陣どった。以下が集会のプログラムである。


-----------日程-----------

反貧集会 会場=新宿文化センター小ホール

▶︎15:3020:00 参加費無料/先着105名(事前予約制)

全国集会キックオフ▶15:3015:40

司会雨宮処凛(反貧困ネットワーク世話人)、渡邊由紀子 (反貧困ネットワーク世話人)

主催者挨拶:宇都宮 健児(反貧困ネットワーク代表世話人)

セッション1 全国のコロナ災害支援地域の取り組み▶︎15:4017:00

・新型コロナ災害緊急アクションの取り組み 瀬戸大作(反貧困ネットワーク事務局長) 稲葉奈々子(反貧困ネットワーク世話人)

・反貧困ぐんま 反貧困ささえあい千葉 クルドを知る会・三多摩相談会

◯セッション2 課題別報告▶17:0018:40

特別報告

①韓国のコロナ渦における貧困対策と地域住民連帯や民間支援の現状報告 カンネヨンさん

②しんぐるまざーず・ふぉーらむ 赤石千衣子さん

③女性のための相談会から見えたこと 雨宮処凜( 反貧困ネットワーク世話人) 吉祥眞佐緒さん(エープラス)

④非正規雇用問題 後呂良子さん

⑤学生 学生当事者

⑥外国人労働 名古屋ふれあいユニオン

⑦非正規公務員問題

◯セッション3 希望に向けた討論▶18:5019:50

(地域と社会の分かち合いと連帯の社会運動に向けて)

コーディネーター:白石 孝( 反貧困ネットワーク世話人)

◯セッションまとめと集会宣言▶19:5020:00

宇都宮健児(反貧困ネットワーク代表世話人)

-----------ここまで-----------

続く

(コメントは次回)


(校正1回目済み)


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4/4 映画『自閉症の僕が跳びはねる理由』/反貧困ネットワーク報告は明日に

2021-04-05 05:45:00 | 地震津波災害ボランティア

2021/04/04 

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母を預けて、午前中新宿に出る。


明け方に母がベッドから落下し、意識を失う事故があり、肝を冷やした。肩にあざを作ったが、頭は打たなかった。母の歳では、そのちょっとした出来事が死につながる。きっかけは間違い電話らしいが、それが殺人になってしまう。怖い。


そんなハプニングの後なので、とりやめるか微妙な判断だったが、これからますます出られなくなる。事情を説明し、打ち合わせどおり預かってもらった。感謝。


予定通り、新宿ピカデリーで、今後湘南上映もあり得る作品、下見のつもりだった。以下に横浜の方の映画館の予定を紹介する。新宿より利用しやすいだろう。

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『自閉症の僕が跳びはねる理由』

作家・東田直樹さん原作

上映館:シネマ・ジャック&ベティ

https://www.jackandbetty.net/cinema/detail/2504/


【終了日:未定】

【原題】The Reason I Jump

【監督】ジェリー・ロスウェル

2020年/イギリス/82分/KADOKAWADCP

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実は新宿ピカデリーでもトラブルがあって、初めの10分、見ていないのだ。上映開始時間には間にあったのだが、会場入り口通路が真っ暗で、私の目では、重い会場扉が壁と区別がつかなくて、壁を手探りして時間がすぎてしまったのだ。職員の方が現れるまで、情けないあがきを続けていた。入場しても指定席まで手すりがなく段差もあって、職員さんに導かれて席についた。あかりがあるうちに着席していなければ、わたしにとって、これはどこでも起こりうることと肝に銘じた。


そんなこともあったので、印象が影響を受けているが、自閉症の仲介翻訳者の役割を持つ貴重な仕事をしてくれた原作者東田直樹さんの思いは、しっかり伝わってきた。ただ、英語からの字幕なので、私のような者には、白地に白字の部分は読めない。


印象的なのは、経験が時間軸に沿って並んでいるのではなく、点の集まりなので、2,3歳のころの経験も昨日のことのように立ち上がり、印象の総体が湧き上がって、混乱すること。遠い山を見つめていると、足元の野草にきづかないように、関心が固着すること、思いと言葉が一致しないことや、そのずれは自縛を起こし、ジャンプすることで、不安と自縛のたががはずし解放されること。こうした内容が、シンボリックな効果音や映像によって、体感的に伝わってくる。


筋書き中心ではない作品の面白さ。これは予備知識のない方よりも、関係者の方々の方が、知識を追体験することで、深いところで響ける面白さがある。上映検討の価値ありとみた。

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このあと、反貧困ネットワークの集会に参加したが、書き込み、時間切れ、これは明日報告する。

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母は先に帰宅の予定破り。

困った


(校正2回目済み)


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4/2 ビッグイシューを配達しつつ/4日、反貧困ネットワーク

2021-04-03 05:09:00 | 地震津波災害ボランティア

2021/04/02 

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ビッグイシュー誌の配布日。亡くなった@@さんの奥さんに届けた。以前の我が家は、すっかり整地され、前の社員マンションも解体工事が始まり、近所の様子が全く変わってしまった。時は平坦に流れない。ある時、堰を切ったように変わる。そのことを、元のご近所さんだった@@さんの奥さんに語った。沈黙の後、「そうねぇ」の応答の含意は重かった。


辻堂側は残して、茅ヶ崎駅に出る。趣味仲間のところに母を預けているので都合が良かった。茅ヶ崎市立図書館に寄り、ビッグイシューを預けて、予約到着分を受け取る。


「災害医療における薬剤師の役割」

https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784840804110

「復興を見つめて」東京都健康長寿医療センター東日本大震災被災者支援プロジェクト5年半の取り組み

https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784924763517

の2冊。前者は2回目だが、阪神淡路大震災の経験を踏まえて日本薬剤師会がマニュアルにまとめた公文書。発災時避難所外の訪問支援にふれた部分の読み直しが目的。後者もまた東日本大震災の単身高齢者訪問が記されている。

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あちこち寄った最後が茅ヶ崎サポセン。古い管理スタッフが珍しくそろっていて、コロナワクチン接種支援の災害ボランティア活動の芽がないか、立ち上げ呼びかけをする気はないか話をぶつけた。茅ヶ崎は練馬型接種で、開業医や行きつけの病院で、拡散せたため、支援がしにくいこと、核になる人物がいないことで無理だという。生きたまま棺桶にいれられ、土をかぶされているような不快感。たちあげねばと、歯をくいしばった。にこやかな笑顔。ともに笑えないのだ。

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タクシーで母を連れ帰るが、携帯がなった。4日、新宿で行われる反貧困ネットワークの集会参加許可証が送られてきたのだ。母は今日の趣味のリーダー##さんが預かってくれる段取りができている。雨模様だが、久しぶり、行ってくる。

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(校正1回目済み)


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3/30&31 目のセカンドオピニオン/夜間傾聴最終日

2021-04-01 02:52:00 | 地震津波災害ボランティア

2021/03/30&31 

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3/30

目の調子が悪い。見える側に白いランドルト環状の輪が複数突然現れて視界を妨害する。大学病院でお手上げなので、開業専門医の予約をとったが、みな午前中。渋々起きて大船乗り換えで、某クリニックに行った。外来の照明を暗くしてあるのが独特の雰囲気だ。(事前に瞳孔をひらくつもり?心理効果?)


大学病院にセカンドオピニオン紹介を求めるのも何だが、わからないのだから、経過引継ぎ記録をしっかり書いてと要求した。案の定専門医紹介は言葉を濁してしまうので、調べておいたクリニック名2箇所で書を作ってもらっていた。(1通は、"内緒で開封"用。<タチ悪し)


クリニックで、それを活かすとは思っていなかったが、やはり1から検査のやり直しが始まり、診断は次回という。脳外科の検査のことはどう解釈したらいいのかと質問。難しいところと応答があった。実はカマ。書には脳外科の話は一行も書いていない。読んでいないなとわかる。


期待せず、次回待ちとした。患者をなめてはいけない。

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嫌がる母をつれていったので、帰りは外食をおごった。時間が遅かったが辻堂で昼食。和定食。まあまあ。


頻繁に発作が起きるので、作業はお休み。不可解な処方だったが、処方された弱いステロイド剤を飲んで、溜まっていた録画ドキュメントを見た、いや、正しくは聴いただ。

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3/31

今日、40年続けてきた夜間傾聴が終わった。自立した効果を提供するものではなく、夜間という医療支援の手薄となる時間帯を補佐し、医療専門職に引き継ぐ仕事だ。もうひとつの特徴は、「命の電話」のように不特定の方の相談を受け入れるのではなく、不登校引きこもりの青少年を受け入れている私の関係した予備校や塾居場所から紹介を受けた方を対象にしていたこと。特に自閉スペクトラム症や鬱のプロフィールをもち、二次障害をかかえ、時間的にフォローしきれない方の支援とした。


必ず家庭訪問し、当人にラポールをたて、医療担当者の話をきいた。


こうした「手に負えぬ」というレッテルを貼られた若者は、孤立して危ない綱渡りのような不安定な状態にあり、私のスタンスの「教育」という枠をはみ出し「医療」との境界にある仕事となった。


彼らは常にオンラインゲームに没頭して苦悩を回避しているわけではない。「自分は一体何をやっているのだろう」と我が身に立ち返り、「魔がさす」というか、明け方に「魔の時間」を持っている。夜が明けて睡魔に身を預けるまでのこわい時間。


リストカットがあったり、オーバードーズが行われる時間帯、ただそばにいる支援が夜間傾聴だった。長い付き合いになると、没頭できる「遠隔学習」を望んだり、新たな道(進学就労等)を探ったりする方もでてくる。私はそれをレジリエンスとかんがえていた。(私へのご機嫌取りという辛辣な指摘もあるが。)自発性に寄り添うが、ここが吹っきれないところだが、彼に合いそうなことを、時に勧めもした。それが「夜間傾聴」。気の遠くなる、時を待つ実践だった。だが、医療の方に引き継ぐ方もあり、時には緊急出動や警察の仲介にたつこともあった。夜の時間の活動は、命と対話することであった。このことは、医療補完活動とはいえ、医療専門職の際に接する反則行動であったのかもしれない。勿論金銭はうけとらない。いわゆる節操は守ってきたつもりなのだが。だから弁明はしない。


細く長く続いた夜間傾聴は、こうして終わる。途絶えたことがなかったことだけが誇りだ。

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昨日、相模原の塾長夫妻から、「我慢できるの」というシビアな慰労の言葉があった。塾長は、まもなく退院する病院からだった。湿気っぽくなくて見事だねと応答した。これからは音訳ボランティアなり、フードバンクや子ども食堂カンパ用食事提供実験なりを夜間にあてる。


では最後

夜間傾聴 なし

(校正2回目済み)


である。


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