2017/03/29 記
--------------
ひどい目にあった。約束と違うことを工務店現場担当者に講義したが、音を出す作業をしていないと反論あり。昨日の音は悪意を感じた。しかし証拠がない。
やっと回復したが、当分耳栓がいる。
高齢者施設の3.11被災流出し、入所者・職員に被害を出した某施設の発災時避難と放浪避難の過程から経験を引き出せないかと、問い合わせを始めている。今回は圧倒的な人員不足の職員の困難を、懇話会の事前に話し合えないか試みている。
懇話会は現場経験の価値を共有したいと考えて懇談形式を取っている。しかしこの形式は、従来の講演会形式と異なり、知識の受容から、経験の対話誘導へと食いつきが深い。問題意識を持ち、問いかけて内容を深めていく。だから、知識の提供を待っているのでは、懇談価値が流れてしまう。
しかし実際は、ゲストが問題を問いかけ、話の中に司会が問いかけ続けていかないと、空転のまま、会が流れてしまう。そんなわけで、論点を蓄積しておこうと考えた。湿った薪の薪のストーブのようで、消えてしまうのだ。
今回は、被災から施設再建に至る道の職員にスポットをあてて、防災へとつないでいくテーマを論じたい。これは障がい者施設にも共通的があるだろう。
ここの施設は昨年再建を果たしているが、依然職員不足が続き、地元高校への働きかけも強めている。施設長さんとメールが2往復したところだ。
しかし、この間の懇話会ゲスト発掘では、「現場の直面する困難から経験共有へ」という部分で、管理職でないと、事実経過で話が途切れてしまう、つまり、その事実が孕む背景や今後に生かす教訓を抽出できないのだ。通勤の雑踏にいると通行人の中を泳いでいる様子を語ることになっても、駅の構造が混雑を発生している様は見えない。鳥瞰できる経験者でないと、現場当事者であってもだめなのだ。この辺の匙加減が現地にいないので、一層厄介なのだ。
「ティーンズ防災街頭研修のすすめ」第一案を塾長の奥さんに見てもらった。「読む気せん」それが回答。まいった。行政・市議・教員関係者宛のものだから、価値と見通しは書いておかなくてはならない。「長い」・「まわりくどい」それが感想だった。校正に入っているが、難しい。
楢葉町猫が外に出たがって、困っている。発情期だ。不妊手術はしてあるのに、様子が変。
<気になる記事>
-----------------
●「震災後ストレス 支援必要な子ども11.5%」
●「熊本地震1年、支援の映画会「うつくしいひと サバ?」ご招待」
●「くまもと映画プロジェクト『うつくしいひと』」
--------
●「「あずましい場」求め30年 精神障害の当事者のみで運営する全国初の作業所」
●「視覚障害理由の配転命令「無効」 岡山短大に賠償命令」
●「生活保護の底流に 稲葉剛さん、大竹文雄さん、田川英信さん」
夜間傾聴:3月いっぱい休止。
(校正1回目済み)