湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

5/5 寄る辺なさを引きこもりの青少年と共有するとは

2015-05-06 05:30:57 | 地震津波災害ボランティア

2015/05/05 記
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橋本に出て対面学習指導を始めて、実はほっとしている。引きこもりの若者に、「わーく」編集部の取材記者の名刺を作らないかというと、結構気に入ってくれる。それは社会に対して自分は何者かという当座の立場を与えてくれるからだ。就労支援の職場取材(見学)のとき、必ず携帯させていたのだが、自分が何者かという社会的認知を開く鍵がない、「引きこもり」の不安が背景にある。彼らと話すとき、自分は「自営業」だったり「契約社員」だったり「季節労働者」だったりするから、どれひとつとっても自分の全てをカバーしているような気になれず、名刺をだしても、なにやら不安になる。一番ひどかった時期は、ふたり同時「介護」で「家内労働者・主夫」としたときだ。まさに「シャドウ・ワーク」である。そういう寄る辺ない存在に身をさらした感が常にある。だから「やる必要があること」を抱えていないと不安になるのだろう。この歳で、ばっかだねと話、彼らとなんとなくつながって話してきた。

あれだ、貧乏性だよと学習の合間の雑談のときに話して、しっかりしろよと彼らに言われて、学習を進めている。

このままJR相模原の教室に寄ると、ネパール募金の手伝いをさせられてしまうので、さっさと橋本を後にし、茅ヶ崎からサポセンに立ち寄った。

連休中はサポセンは空いている。ビッグイシュー誌販売を終えて、二重買いをいてしまった書籍をサポセンの文庫に提供した。「来客あり、菓子を買って帰れと、母からのメール。母は橋本の遠さを知らないと文句を思い浮かべたが、ここは茅ヶ崎である。子どもじみた抵抗だが、スタバに入って、福島までの日程をを確認。新幹線で日帰り往復するか、夜間高速バス車内2泊で帰るかシュミレーションをした。

某図書館1件、某大社会心理系ボランティア1件、県議(医師会系)ひとり面会の3件、一日で済ませようというのだから無茶である。福島だが原発関連というより、災害弱者の避難生活の圏内仮設に場面をしぼって話すのだから、長期避難生活の難と行政・医療にスポットを当てている。地理的に3件は近いが、アポが時間的に絞れるかどうか。

新幹線往復予算は2万5千円。高速バスなら半額。懇話会セットアップやら謝金・交通費実費と合わせると十数万円が飛ぶ。それをかけるだけの価値ある方を呼ぶ。次回は神戸か陸前高田だ。年最低3回は実現すれば三十数万円が消える。それだけに、気仙地方巡回は制約されてしまう。現地に行かなければ話にならない災害ボランティアの現状には、これが致命傷だ。

価値をどうプロデュースしていくか、祈るような気持ちにさせられる。

ため息をついて、家に戻った。何のことはない、介護の++さんと、浜見平の##さん。ぼんやりしていて、柏餅を買うのを忘れたとバスの中で思っていたが、テーブルの上には柏餅が山積みされていた。わけのわからない「こどもの日」である。

空転は精神によくない。明日で連休が終わるので、実はほっとしている。

夜間の路上生活者炊き出しの活動が現在も続いている。協力者ひとり出てきている。電話でその旨を伝えたら、地元包括支援センターにも生保の関連からの路上生活者が通過していることがわかった。包括支援センターの%%さん、お疲れ様。書籍や専門月刊誌や新聞・チラシなどが山積みされている私の書斎の隣部屋を%%さんが見て息を呑んだことがあった。ゴミ屋敷と思っているだろうなと思いつつ、夜間傾聴の非常識さなど、理解してはくれないだろうなと思う。そういえば、辻堂駅で飛び込んだ&&君の命日が近い。そういう世界と接している。人殺しという叱責から逃れますまい。

夜間傾聴:**子(メールにて)


(校正1回目済み)

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