湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

8/22 母の認知と老いに向かい合う

2022-08-24 03:00:00 | 地震津波災害ボランティア
2022/08/22 記
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母をリハに送り出す。いつもと異なり、帰宅時、私がタクシーを玄関前に呼び、母がひとりで乗車し耳鼻咽喉科の補聴器調整予約に向かう予定になっていた。

こわいのは、帰宅時刻と母の記憶だった。

私は15時から特定健診の結果の受診が待っていた。遠いので時間ギリギリ。

予約時刻20分前に外来受付したが、病院は絶対に時間を守らない。待たせるのだ。つまらないことのように見えるが、母の自主行動がどこまで可能か、試すことにもなっていた。

結果は、母がリハの規約を破る行動。所長と談判し、私が耳鼻咽喉科で待っているとし、リハ施設前からタクシーで耳鼻科に行ってしまったのだった。リハの規約では、利用者を自宅玄関まで送り、途中下車は出来ないと、なっていた。

私は50分待たされ受診。糖尿病以外は問題なしと診断を受け、2分後には終わっていた。通院片道1時間強、他の病院は予約満杯の結果の病院選択だった。

送迎バスが30分待ち。待っていると、母のリハ施設から、母が施設前からタクシーに乗ったと連絡があった。約束破りである。慌ててタクシー会社にキャンセルを入れ、その電話で、私の病院前から予定外のサポセンまで、タクシーをまわしてもらった。耳鼻科は終了が18時になるからだった。

実験はある意味大成功、約束曖昧行動は頭痛の種。どう判断するかは難しいが、思わぬ展開だった。
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火曜日に行く予定だったサポセン行を、貴重な隙間を得て、用件を済ませた。

駅で路線バスを乗り継げば、時間内に耳鼻科に迎えに行ける。念のため、母に連絡するが、何回鳴らしても出ない。
耳鼻科に電話すると、帰ったという。慌ててバスに乗って帰宅しようとすると、何とそのバスに、耳鼻科前から母が乗ってきたのだった。スマホは家に置き忘れていた。

母はタクシーを呼ぼうとしたらスマホがないからバスに乗ったと、車内で話す。違和感があった。母はこれほど能弁ではないし、場をわきまえていない。ぞっとした。

そこに耳鼻科から、診察料未払いだという。母の異常は確信に変わり、支払いは明日行くのでと伝え、母と我が家の近くでバスを降りた。母は寝床に直行し、すぐに寝息をたてていた。疲れたのだろう。

一見、自主的に行動できているのだが、常に私が不在なこと、約束が塗り替えられていることは、認知が衰えている証拠だった。

リハの後、耳鼻科診察があるという身辺に直結する記憶はしっかりしている。そこに昔とった杵柄のスキルが支えるという行動パターンだった。

そこに欠けているのは、協調行動だ。配慮ということではない。母の若い頃の様子を知るから、仕切り方が壊れているのがわかる。老いはじわり、忍び寄ってくる。適切な対応を考える。
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懇話会ゲストのひとりから応答あり。自著愛読者の支援メールと勘違いしている。困って、懇話会ゲスト参加依頼であると返信に書いて送った。応答待ち。
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リアル会議への招待は、コロナ警戒で、秋口警戒の談、重い。一方、高齢の、親御さんは、リモート会議招待を忌避。垂直避難の件、ゲスト候補脱落、無念。
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(校正1回目済み)




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