2015/07/16 記
--------------
障害等級が決まったので、拡大読書機を市に申請した。秋に折りたたみの聞く機種が発売となるので、その機種を申請した。入手は10月になる。40万円近くするが、現行販売機ではないので、認可は秋まで凍結し、発売後に生活必需品助成認可が下りる。メガネなども助成対象だが、ため息が出た。
私は実質片目だが、比較的良好な側も視野中央部が見えていない。網膜色素変性症者の集まりにいくと、私は晴眼者風の扱いをされてしまう。話の中には、外周部から見えなくなる人の話は、可笑しいがなんとも悲しい話がある。電車に乗って、白杖を持っていたことで席をゆずってもらった。おもむろに本を出して読み始めたら、眼が見えるのかと、席を譲ったひとが怒り出したというのだ。彼は視野狭窄がおきているが、中央部は見える。ところがそういう状態があることを皆知らない。
私の場合は、障害の場所が網膜なので、眼球の動きは比較的健常者に近いから、外見では、注意していないとわからない。それが「しかと」したとか「怒っている」とか誤解される。見えないから、眉間にしわがよる。
台風11号の影響で庭に水溜りふができている。ひどいもので安保法案が強行可決されたというのに、台風11号の報道ばかりで、全くニュース番組から消えてしまった。自公はほっとしているだろう。マスコミの報道の恐ろしさだ。
橋本で対面指導している青年の家が床下浸水したという。幸い我が家は砂地に建っているので、長時間浸水はしないが、風台風が怖い。
明日は湯浅誠氏の野田村のフィールド調査の記録番組を観て、話し合う。いや台風と話すことになりかねないが。
●「ケアのカリスマたち-看取りを支えるプロフェッショナル-」上野千鶴子著を図書館に予約した。
夜間傾聴>開店休業
(校正1回目済み)